● ミスショットを無くす方法
もし、ミスショットが1球も無かったら?
あるいは、ほんの少ししか無かったら?
すごい良いスコアが出るでしょうね。
だってほぼ意図した通りのショットが毎回出るのですから。。
多くの人は、練習場に行くとなんとか良いショットを出そうと頑張ります。
「あっ、今のは良かった!これだ!」
「こうすると上手く当たるぞ!」
本当に良いことに取り組んでいれば良いですが、偶然上手く当たるスイングを追い求めるような練習をしている場合、翌日になればまた上手く打てなくなってしまいます。
どうすればミスを無くし、良いショットを安定して打てるようになるのでしょう?
ミスショットを無くすように練習することです。
ゴルフボールの飛びは、物理の法則によって決まります。
ミスショットが出るということは、偶然出るのではなく、「ミスの出る仕組みで」スイングしているということなのです。
どのようなスイングの仕組みでも「偶然上手く当たる」ことはあります。
しかしながら「偶然大きなミスショットが出る」ことは無いのです。
スイングが合理的になっていたら、ミスしてもほんの少しのミス、つまり「ナイスミス」で済むのです。
フルショットでも、アプローチでも、バンカーでも、目標よりも少し左右にブレる、多少前後する、程度です。
スライスして林
大ダフリして数ヤードしか飛ばない
シャンク
チーピン
トップ
ざっくり
大ショート
などなど
いずれも偶然ではなく、スイングの仕組みがそうなっているから出るショットなのです。
ミスの出ない仕組みを作るように練習しましょう。
(1)まずは、大きなミスの出る仕組みを覚えること
なぜミスするのか?スイングがどんな風になっていると失敗する危険が高まるのか?
そういった「自分自身のスイングの」仕組みを覚えてしまう事です。
99%くらいの人は、ミスが出る時はいつも同じ仕組みでスイングしています。
自分で色々取り組んでスイングを変えたり、調整していても、ミスが出る時は、ほぼ「いつもの同じ問題」や「癖」が出てしまっているのです。
つまり何をやってもスイングの根本は変化していないのです。
他人がこれで上手くいったからと言って、あなたのスイングに有効な保証はどこにもありません。
自分自身のスイングの仕組みと問題を完全に把握することが大切です。
(2)結果だけではなく仕組み自体を変えること
シャンクが出た→手元が浮いた、離れた→手を低く
スライスが出た→クラブフェースが開いた→手を返す
チーピン→フェースが被った→手を返さない、腰を切る、肩を回す
ダフリ、トップ→体が上下動した→前傾角度を保つ
こういった対処では、プレーしていたら、忘れた頃にまたシャンク、スライス、チーピンと嫌なミスが出てしまいます。
シャンク
→手がアドレスの時よりもボール側に出てしまった
→いつ出たの?
→インパクト?ダウン?その前?トップ?、もしかしてバックスイング?アドレス?
このように元をたどって行きましょう。
そしてズレが発生したポイントから修正すること。
そうすれば、仕組み自体が変わるからです。
もしアドレスの時に、腕が体から離れていて、その状態から始動してどこかで急激に修正するというような事ができるでしょうか?
不可能ではないですが、初めから修正されている状態(上記ならば、良いアドレスの位置)と比較したら複雑ですね?
複雑なスイングとシンプルなスイング
どちらが良いか比べるまでもありません
スイングの仕組みが変わらなければ、結局ミスはなくなりませんね。
調子のよい時もあれば、ダメな時もある、つまり今まで通りです。
(3)「何かをやめる」ではなく「こうする」ように取り組む
レッドベターがツアープロにレッスンをしているのを見学して勉強していると、いつも「さすが神様だな」と思う事がありました。
それは、決して「こうするな!」という方法はとらないで、
「こうしよう!」
という風に取り組ませるのです。
例えば、体が起き上がってしまう→起き上がらないように
ではなく、
「こういう風に動けば、結果として起き上がらない」
と言うようにするのです。
人間の脳は「否定」に弱いと言われています。
「何かをやらない」ではなく、「こうする」「この様に振る」というように脳に指示を与えましょう。
ミスを無くすには、偶然ではなく必然的に上手く打てるスイングを身につける事です。
・分析
・行動
・継続
この3つが鍵となります。
正しくスイングを分析し、
良い練習やドリルを行う
そしてそれを継続する
これでミスを無くし、安定して良いショットが打てるスイングへと生まれ変われます
応援していますので頑張りましょう!
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