素振りのように打つには?
「素振りはいいんだけどな~
どうしてボールを打とうとすると
同じように振れないんだろう!?」
そう思った事がありますか?
今回の記事では、素振りのように振るコツを
ご紹介します。
まずは、
そもそも、なぜ素振り通りに振れないのか?ですが、
理由は簡単、ボールがあるからです。
ボールがある状態で、「打つ」という行為、
つまりスイングを開始すると、
脳から「いつものスイングをする」
という信号が発せられます。
現状のスイングは、脳が記憶した
「癖」になっています。
ですので、何かを意識して振ろうとしても
いつもと異なった動きはできづらいのです。
それが素振りのように、つまり
意図したように振れない1つの要因です。
それともう1つの理由ですが、
素振りには、打点がありませんね?
打点、つまりインパクトが無いから、
そこまでの過程でどんなにバランスが悪くても、
スイング軌道がズレていても、
クラブフェースの向きがおかしくても
フィニッシュまで振り抜けるのです。
これがボールに「当てなくてはいけない」という状態に
なった途端に「そのための調整」が必須となります。
この調整をしなくては打てない状態が、
素振りの様に振り抜けないもう1つの理由です。
つまるところ、スイングに問題があり、
ボールに当てるだけで精一杯で、
スムーズに振り抜くことができなくなって
しまっているという事なのです。
素振り通りに振れないと感じたら、
スイングに問題があるという事ですから、
素振り通りに振りたければ、問題を減らすことは
必須です。
ですので、まずは自分のスイングの問題を減らし
改善してくれるコツを把握して、
それをイメージしながら素振りをしましょう。
そのうえで、
では、どうすれば素振り通りの振りに
“近づけるか?” ですが、
以下の様にトライしてみて下さい
1、なりたい、やりたい良いイメージの素振りをする
2、それを目を閉じてやる
3、その振りで目を閉じたまま打つ
もし、目を閉じたら全く当たらない場合は、
まず目を閉じずにティ―を打つ素振りをしましょう。
そして、目を閉じてティーを打って、
それができたら実際のボールを打ってみて下さい。
当たらない大きな要因は、ダウンスイングで
ボールに向かって行くことです。
つまり「打とう」としたら当たらないのです。
素振り通り、打点を気にせずにフィニッシュまで
一気に行ってしまいましょう。
眼を閉じることで打点が考えられなくなるのが
この練習の利点です。
初めのうちは、「何もしない」と
「当たらないのでは?」という感覚がしますが、
慣れてきたら、
「何もせずに振り抜けば当たる」と言うことが
理解できるでしょう。
この練習は、ある程度の技術力を要するかも
しれません。
しかし、上手くやると普段いかにボールを
打ちに行っているのかが理解できます。
素振り通りに打つには、
ボールを打たないことなのです。
ゴルフの究極のテーマである
”ボールはスイングの通過点にあるだけ”
を実践できれば、素振りの様に振れることに
近づくでしょう。
今回ご紹介した内容は、
・力んでいる人
・あれこれ考え過ぎている人
・バランスが悪い人
こういった人におススメです。
とりあえず目を閉じて打つのも
なかなか楽しいので、練習に飽きたら
たまにやってみるのも面白いですよ^^
最後までご覧いただき
ありがとうございました
本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida
ドライバーは、180から200ヤードしか飛びません。でも5番のウッドでも同じ飛距離がでます。素振りならブン!ブン❗️と風斬り音がしますが、球を置いた途端に、ダブリ、トップ、ドスライスと、真っ直ぐとんでも、球に伸びがありません。