力みの最大要因

無駄に力んではいけないと
頭では分かっていても、
ついつい力を入れてしまう・・

なかなか力みが取れない

こんな風に思ったことがありますよね?

 

上手い人ほどリラックスして軽々と
簡単そうにスイングしています。

少し前に、
「どのくらいの力加減で振るべきか?」
→https://leadbetter.jp/hint/nl381/
という記事を書きましたが、
今回は、改めて力みの最大要因について
チェックしていきます。

 

無駄に力んでしまうのは、人間ならば
ある意味しょうがないことです。

 

「力んではいけないですよ」と指導している
私でさえ、無駄に力を入れて打ってしまい
ミスをすることがあります(笑)
(私の場合、プレーしなさ過ぎて
アホなことをやってしまうのですが・・)

 

力みの最大要因は、
【強すぎるグリッププレッシャー】
です。

強く握ってしまう要因には、以下のような
ことが考えられます。

・握る位置が悪い
・力を入れることが自然になっている
(意図せず無意識だが強く握っている)
・小指、薬指、中指の3本はしっかりと
握ると思っている
・一部に力を入れている(指、手のひら、手首など)
・滑るグリップ、グローブを使っている
・手の大きさにグリップの太さが合っていない
・ボール、芝、砂、土などの抵抗に
負けないようにしている
・クラブを力強くボールに当てようとしている
(飛ばしたい、風に負けたくない等々)
・強く握るものだと勘違いしている
・姿勢が悪く、力を入れざるを得ない状態に
なっている
等々

 

グリップの力が抜けてリラックスできれば、
自分で意図して力を入れようとしない限りは
力むことは難しくなります。

 

では実験を1つ

試しに、肩に力を入れて脇を閉めて
腕を体にぎゅーっと付けるようにしてみましょう。

その状態で、グリップの力を極限まで抜くように
してみて下さい。

 

肩に力を入れるとグリップを緩めるのが
難しく感じますが、一応柔らかく握れますね?

反対に、肩の力を抜いて脇も無理に締めずに
でも、グリップをすごく強く握ってみて
下さい。
腕に力が入ってしまい、自然と肩にも力感、
筋肉の張りを感じますよね?

 

これら2つを比較してみると、
グリップを強く握った時に、肩や腕を
リラックスさせることが、
とても難しいことが体感できます。

 

これはもちろん、脇を締めるのに力を
入れてもいいと言うことではありません。

 

この2つをやった最後に、グリップも超ユルユル、
肩や腕もリラックスさせて構えてみて下さい。

 

どうですか?
すごく柔らかい感じがしますね?

 

その感覚が、力んでいない感覚です。

 

グリップの力がどうしても抜けない人は、
一度思い切り強く握ってみて、それを抜いて
みると良いですよ。2回やっても結構です。

 

強く握り、緩める
また、再度強く握り、緩める

 

こうするとグリップがすごく軽くなり、
力を入れない感覚が体感できるのです。

 

今まで、無駄に力んでいる人は、
「こんなに力を入れないで持つのですか?
これでは打てません。。」
という感じがするでしょう。

 

それでOKです。

 

こう言った事を記しても、上手く
できない人は、
「そうは言っても、下の3本指は
しっかり持つんですよね?」
等と仰います(笑)

 

頭が固い人は、自分の限界を突破できません。

 

力みを取り除くには、
まずは、グリップを極限まで柔らかく
することです。

そして、最初に記した
「強く握ってしまう要因」を全て
排除しましょう。

 

そうすれば、あとは自分のスイングの
最大の問題点、1つだけに集中して
練習できるようになります。

 

自分とクラブの唯一の接点で
最も大切な基本となるグリップは、
安定したスイングに必須の準備です。

 

これで全てを解決することはできませんが、
これが出来ていないと何も始まりませんので、
グリップに問題がありそうな人は、
丁寧にチェックする癖をつけましょう。

 

最後までご覧いただき、
ありがとうございました。

 

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

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