バランス崩すのを防ぐ方法

打った後にバランスを崩す
スイング中にバランスが維持できない
斜面が苦手
フィニッシュが決まらない
等々

 

スイング中のバランスが保てずに
打点がブレたり、ミスしたりすることが
あります。

 

今回はスイング中のバランスが崩れるのを
防ぐ方法の1つについてです。

 

これが上手く出来ると、
何も考えなくても良いバランスが維持
できて上手く振り抜けるようになるでしょう。

 

逆に、この問題がある場合、それを
取り除かずにいくら練習しても
なかなかバランス維持を果たすことは
難しいでしょう。

 

スイング中やフィニッシュでバランスが悪いと
何とかバランスを維持しようと色々工夫しますが、
なかなか上手くいかない事が多いものですよね。

 

そもそもバランスを崩してしまうのには
下記のような原因があります。

1、アドレスのバランスが悪い
2、体の回転位置や角度がズレている
3、腕や手首の動きに問題がある
4、「スイングはこうあるべき」という間違った認識
5、無駄な力み
6、スイング軌道のズレ

 

今回、バランス維持のために紹介するのは、
3の改善についてです。

 

バランスが悪い人は、たいていは
・伸び上がる、沈み込む
・左右、前後に大きく動く
等の問題が、バックスイング時に
既に発生しています。

 

振り上げる際にバランスを崩した場合、
あるいは、角度や位置が大きくズレた場合、
ダウンスイングでそれを何とかしない限りは、
上手く打てませんね?

 

初心者の場合、このまま打つので、
空振りしたり、とんでもないミスが出ますが、
経験を積むと、問題のあるトップからでも
何とか体の位置を修正して上手くボールに
当てられるようになります。

 

ただし、当てられるけれど、軌道やタイミングなどが
不安定になったり、正しい位置からズレたりして、
真っ直ぐに飛ばないミスになるのです。

 

バランスが悪い人の場合、
なんとか当てたけれど、
バランスは保てずに、フィニッシュで
ズレてしまう。
そんな風な仕組みでスイングしているのです。

 

どんなに普段バランスが悪い人でも
素振りでは大きくバランスを崩すことは
滅多にありません。

 

それは、ボールを打つ必要が
無いからです。

 

ボールを打とうとすると、どこかに
発生している問題動作が影響し、
当てるために体の位置や角度などを
無理やり調整してクラブをボールに当てる
ようにするわけです。

 

結果、空振りやとんでもないミスは
出ない(時には出ます・・・)代わりに
バランスを維持できないのです。

 

人間の脳はとても優秀なので、
バランスが悪くても何とかクラブヘッドを
ボールに当てることができるのです。

 

ただし、万能ではないので、打った後に
バランスは崩れてしまうと言うわけです。

 

さて、バランスが悪い人のスイングの要因
【3、腕や手首の動きに問題がある】に関して
よく見る問題は、

いわゆる
「手首のコック」
が上手く使えていない状態です。

 

手首が上手く機能しないと、体を必要以上に
動かしてしまうようになります。

 

手首を動かして得られるクラブヘッドの
運動、スピードが得られない分を
本能的に体の動きで補おうとした結果が

「バランス維持が出来ない」
「バランスが悪い」
「斜面が苦手」

等の問題です。

 

バランスを向上して斜面でも
安定して打てるようになるには、
以下の様に取り組んでみましょう。

 

1、左右の足幅を5㎝の間隔にして
狭いスタンスで構える

2、バックスイングで体を回転し始めたら
手が右腿を通り過ぎる辺りから
手首をコックする

3、だいたい左腕が地面と水平な位置
位のトップからスイングする
*いわゆるハーフスイングくらいです

4、フォローも同様の大きさで振る

 

この狭いスタンスのハーフスイング練習で
手首をスムーズにコックして、振り抜いて
またコックすると言う動きを習得して下さい。

これに慣れていけば、体のバランスを
維持したままスイングする感覚を
しっかりとつかめるでしょう。

 

注意点は、
・グリップを正しい位置で可能な限り
柔らかく軽く握る

・手首をコックしようとして、左腕を
胸から離してしまわないように留意

・「体を使ってスイング」と言うイメージは
持たずに、どちらかと言うと
「腕振りスイング」の様なイメージでやること

 

体の回転運動に連動して、上手く手首が使えるようになると
バランスが向上し、スイング軌道が安定し、
ヘッドスピードも増していくことが可能です。

 

普段から「どうもバランスが維持できないな」とか
「斜面でクリーンヒットできない」等と感じているならば、
是非、試してみましょう。

 

とても効果が得られて驚くことでしょう。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

追伸:
これは、全ての人に当てはまる問題ではありません。
あくまで、手首の動きが上手く使えずに
体を動かしすぎてしまってバランスが
悪くなっている

そんな場合にのみ、効果を発揮します。

普段から「手上げ」つまり腕でクラブを
振り上げている人が、これを採用したら、
かえって酷いことになるので、注意してくださいね。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

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