最近良いプレーをした方、あるいは調子が良い方
そんな方もしばらくするとまたいつものプレー、
いつもの調子に戻ってしまうのがゴルフの難しいところですね。
今日はそんな調子の波を減らして、
自身にとっての良いプレーや調子が良い時の
「感覚」を維持する、あるいはすぐに
思い出す為の工夫について記します。
方法は単純です。
ショットや、パット、アプローチ、バンカーなど
調子が良い時や良かったプレーの時の状況を
メモしておくことです。
バックスイングの上げ方、
体の使い方、
方向取り、
ボール位置、
構えの感じ、
グリップの握り方、
バックスイングの腕、脚、腰などの感覚、
トップの腕の位置、
体の捻り方、
ダウンの感覚、
インパクトへの入り方、
リラックスしていた、
集中していた、
等々
ご自分なりの感覚で良いので、
1、体の感覚
2、腕やクラブの感覚、クラブの軌道や位置
3、リズムやリラックス感、
4、精神的な面
などの点から考えてメモしておくのです。
しばらくして調子が悪くなって、
また調子が良くなった時にも同じことを実施します。
別に特別調子が良くなくても良い感じのショット
などが出たら、その時の感覚をメモしてもOKです。
そうすると、そのうちに
「いつも同じような点に良い感覚を感じた時に、
良い調子や良いプレーが出来るんだな」
という事を発見するでしょう。
共通項を見つけてください。
最初のうちは、バラバラで統一感が無い
と感じられるかもしれません。
しかしそのうち段々統一されて、自分にとっての秘訣
あるいは良い調子を取り戻すための「コツ」
をしっかりと把握できるようになるでしょう。
そうなれば調子が悪くなりそうになっても、
なんとか良い感覚を取り戻すことが可能になります。
もし3つくらいのポイントになってしまう場合、
合体できないか考えてみてください。
例えば、
1=右わきを絞めて
2=バックスイングはコンパクトに
3=肩を回転してバックスイング
という感覚の時に上手く打てる感触
があると仮定したら、これらは、
【腕を持ち上げたりせずに
肩の回転主体でスイング】
とすれば約1個のポイントになります。
つまり
脇を絞めるのも、コンパクトなバックスイングも
「(手や腕で上げずに)肩の回転だけでスイング」
すれば達成されることとなりますから、
ポイントが1つに絞れるということです
この場合の要点は、
「手でクラブを持ち上げるのではなく、
体のひねりでバックスイングをして
腕が体と一体になっているような感じ
で打てば調子が良くなる」
というようになります。
スイングを複雑に考えてしまうと、
難しくてなかなか身につけられないものです。
良いswingへと変わるヒントは、
1つだけにして
出来る限りシンプルなものにしましょう。
あなた自身のスイングを本当に改善できる大切な1つの
コツ(ポイント)
を知り、それに集中して練習すれば、
安定したスイングを身につける
最短距離を歩めるようになるでしょう
自分でその1つのポイントを見つけるのは
難しいものですが、上記のようにコツコツと
良い時の感覚を記しておけば、だんだんと
安定したスイングに近づくことができるでしょう
是非やってみてくださいね
では最後までご覧いただきありがとうございました。
本当のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida