手打ちを直すには?

こんにちは
石田昭啓です

今日は、

【手打ちを直すには?】

という内容をお届けしますね

「手打ち」

だれもが悩む可能性のある
ゴルフの問題の1つですね

自分では手打ちじゃないと
思っていても手打ちな人

分かっているけど直せない人

など様々です

そもそも手打ちって何でしょう?

一般的な「手打ち」の意味は

手、腕でボールを打っているスイング

のことを指しますね

反対に手打ちじゃないスイングとは
体と腕とが連動して一体となって
いるスイングとでも表現できますかね

両者の違いを簡単に見ると
以下のような、感じです

1、スイングの主役が手や腕の人は、
→手打ち=安定しない

2、スイングの主役が体の人は、
→ボディースイング=安定する

安定感を得たい人の目指すのは2ですね

なぜ手打ちになってしまうのか
まずはその原因から見てみましょう

主な原因は、

1)クラブが軽すぎる
2)体が正しく使えないので手で補う
3)何か別の問題を手の動きで
補うことで上手く打っている
4)手を上げないと飛ばない、
当たらないと思っている 5)手で打つものだと思っている
6)グリップの握りが強く力んでいる

等があげられます。

ではそれぞれをチェックしてみましょう

1)クラブが軽すぎる

最近のアイアンは、軽過ぎるものがありますね

手打ちをせず体を使うスイングを
実践するには、スイング中にクラブの
重みを感じながらスイング
する事が必須です

しかしクラブが軽過ぎると、
クラブの重みを感じずらくなるので、
ものすごく神経を使わないと
体でスイング出来ません。

手打ちで悩んでいる人は、
クラブの重さ、特にアイアンや
ウェッジを少し重たいものに
変更するのも1つの方法です

そしてスイング中クラブの重みを
感じるようにしてみましょう。

2)体が正しく使えないので手で補う

意識してもどうしても手を
使ってしまう人は、正しい体の使い方
を覚える必要があるかもしれません

パターで手や手首を使ったら
「とんでもないことになる」
と言うことは理解できますね?

スイングも基本はそれと同じです
無駄な手や腕の動きを無くすためには
正しく体を回転しなくてはいけません

なかなか手打ちが治らないと感じたら
まずはフルスイングではなく、 パターやアプローチなどの練習をして
「体でスイングする」感覚をつかんでから、
ショットに移行して、手打ちを
排除していきましょう。

体を正しく動かせるようになれば、
無駄に手を使う必要がなくなります。

3)何か別の問題を手の動きで
補うことで上手く打っている

インパクトゾーンで手を使い過ぎて
しまう人、とくに上級者に多い
ですが、

そういう方は、バックスイングや
切り返しの無駄を排除すれば、
インパクトゾーンで手でクラブを
スクエアにするのではなく、
体を使ってスイングできるようになります

大切なのは、手を使わざるをえなく
なってしまう原因を排除することです

意識しても上手くできないことには
必ず理由があるのです。

私が何度もお伝えしているように
スイングを修正する際に、
問題の原因を放置しておいて、
問題だけを治すことはできないのです

4)手を上げないと飛ばない
当たらないと思っている

手を使ってクラブを持ち上げたり、
振り上げたりしないと飛ばない
と思っている方がいます

この様なタイプの方は、弾道計測器などを
使って実際の飛距離、精度を計測してみる
ことをおすすめします

いつも通りのスイングと
腕を体と一体にさせてスリークォーター
やハーフスイングで打ってみたときの
違いを自分で知るのです

手を使ってトップを大きくしても
飛ぶわけじゃないという事を理解すれば
無駄なことはしなくなるでしょう

5)手で打つものだと思っている
6)グリップの握りが強く力んでいる

そもそも手でスイングするもの
と勘違いしている人は、
それを止めれば安定します

力んでいる人も含めて、
まずはアドレスでできるだけグリップを
握る力を緩めてクラブの重さを感じる
ようにしてみましょう。

クラブの重みを感じて、それを手や腕
ではなく、体の回転で動かすようにすれば
手打ちを治すことができるでしょう

ショットがなかなか安定しないと
思っている人は、手打ち、あるいは
手でタイミングを取っていることが
原因かもしれませんね

1/2000秒しかないインパクトの瞬間に
手で微調整をしなくても済む、
体の回転を主体とした、いつも安定した
動きのスイングに改善していきましょう

追伸:
さて、肘や手首が上手く動かせずに
体を使いすぎてしまったり、
動かし過ぎてしまう人がいます。

このタイプの人は、
「腕を使わずに体の回転で」
を意識するとかえって
当たらなくなり不安定になります。

この場合は、そちらの矯正が優先します
ので今回の記事の内容は忘れてください

スイングとは個性があり、
皆異なるものなのです
自分自身にとって必要な事だけに
取り組むことが大切です

人と同じことをやったり、型にはめても
効果は出ないでしょう

最後までご覧いただき
ありがとうございました。

本当のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

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