上達するコツ(技術編)

この記事は、2024年1月2日に公開されました

 

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

昨年以上の成果を出すために、
出来ない技術を身につけ
不安定な技術を安定させる

 

これがあなたと私の目標です。

 

なかなか上手くならないゴルフですが、
ほんの少しでも
「自分のスイングの本質を向上してくれる」
コツを知れれば、確実に上達していけます。

 

誰もが向上するべきは、
インパクトゾーンの仕組みです。

そして、その部分が不安定になってしまう原因を
把握することが、上達の第一歩となります。

「ズレているインパクトを正しい位置に」
するために“直接インパクトを正す”やり方
この方法が最も時間のロスであり、
最も向上しない練習です。

 

上達するには、
スイングの構成要素の2つ
つまり、
【体の回転運動】と【腕の動き】
ですが、

誰でも必ずこのどちらかに、
スイングを不安定にしてしまう
真の問題がありますので、
その部分を改善することです。

体の回転運動とは、
・上半身の動き
・腰や股関節の動き
・脚の動き
・膝の動き
等です。

 

腕の動きとは、
・手首の動き
・肘の動き
・腕の動き
・手(指)の動き
・肩(肩甲骨)の動き
等です。

 

あなたが本当に上達したいと願うのであれば、
これらのどちらか1つに集中して練習
することです。

 

同時に2点は難しすぎます。
練習では出来ても、一度しか打てない
コースでそれを再現することは
とても難しいのです。

 

スコアupするには練習場だけではなく、
1度しか打てないコースで再現できる
「再現性の高い」動きになるように
練習しなくてはなりません。

 

再現性をあげるには、自分がコントロールできる
部分を改善し、コントロールが難しいインパクトの
向上につなげることです。

 

レッスンを受けていただいている方は
ご存知でしょうが、たいていの場合は、

アドレスと上記したスイングの
2つの構成要素のうちのどちらか1つに関する
バックスイングの問題を修正することで
再現性の高い安定したスイングに
向かって行きます。

 

ゴルフスイングにおいて、
バックスイングの後半からトップ、
そして切り返し以降は、反射的で
本能的な動きになってしまい、

 

「意図して変える」
ことが難しい部分なのです。

 

アドレスは、誰でも良い位置を
作ることが可能です。

 

そして、テークバックから
バックスイングの中間点辺り、
(右打ちの人で、左腕が地面と平行な位置)
までの動作も、比較的変えやすいのです。

 

・ゆっくり
・軽く(力を入れない)
・飛ばさない

これらを守れば、意図した
動きをやりやすくなります。

 

多くの人の問題は、この辺りまでに
起こっていますが、中間点からトップに
かけての問題も多いものです。

 

この場合は、意図しただけでは
変えることが難しくなります。

 

そこで採用するのは、ドリルです。

 

癖や症状によっては、
本当に辛抱と粘り強さが求められる
こともあります。

 

「パッとやって、できる」ものであれば
どれだけ幸せだろうといつも思いますし、
「こんな思いまでしてやるスポーツって?」
と感じることもあります。

 

しかし、後戻りはできないのです。

 

完遂するまでやり続けない限り、
「ほぼ」何もしなかったのと変わらないからです。

 

これを読んで下さっている方の、おそらく
98%くらいの方は、上手くなりたいと
思っていらっしゃるはずです。

 

そうじゃなければ、こんな細かい事を毎週のように
発信している、ある意味“つまらない”メルマガを
丁寧に読んで下さることはないのでしょうから。

 

私は、あなたとは「ゴルフ上達」という終わりのない
旅に出た運命共同体だと思っています。
私は、船の船頭ですが、全員を目的地に連れて行く
ことは、決してできない至らない船頭なのです。

 

しかし、「一人でも多くの人を一歩でも前へ!」と
努めることは怠りたくありません。
あなたが一生懸命努めているのに、私が楽を
していたら罰があたりますから(^^;

 

年始は、気持ちも新たになるので、
再度取り組みを評価し、やり方を変えたり、
検討して対策を考えるのに良い時期です。

 

技術の向上には、まずは、
1,真の問題の把握
2,それを矯正する練習法
これを手に入れること

 

引き続き
「継続は力なり」を信じて
頑張ってまいりましょう。

 

あまり根詰めると嫌になってしまうので
楽しむことも忘れずに(^^

 

それでは、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

上達するコツ(技術編)” に対して2件のコメントがあります。

  1. さいとうちひろ より:

    石田さん

    メルマガ拝見しております。
    本年も宜しくお願いいたします。

    昨年は練習場のマットでガツガツ打っていたら左ひじがテニス肘となり、使えなくなりPRP注射を2回打ち、ようやく痛みがとれました。たくさん打てば上手くなるのではありませんでした。
    強制終了のようなこととなり、若くてやればやるだけ身体が吸収するのでもないし、スンッと冷静になりました。
    ポイントを抑え、冷静に実直に取り組むと、球数でやった気になっていたこととは違い、結果がでてきたのです。
    50球打ちまくるのではなく、5球も打てば違いを体感、丁寧にやるとそれがわかりました
    今更ながら。
    アドレス、グリップの、打つ前のセットのなんと大切なのかも!!

    復帰して2ラウンドしかできておりませんが、ガツガツ練習していたときよりも、安定しております。
    身体親分と腕子分の関係は、もちろんのこと、その先の速さや体の捻転などは自分の身体能力との相談です。無理をすればバラバラになるので、そこはドリルです。

    テニス肘は日常生活や仕事にも影響して、辛かったです

    年始のご挨拶でした。

    ではまたー

    1. レッドベターゴルフアカデミー より:

      ちひろさん

      本年もどうぞ宜しくお願い致します。

      一皮むけて良いゴルファーとなれて良かったですね^^
      ゴルフの奥深さも分かってきて、ますます楽しくなり止められなくなっちゃいますね

      少しづつ更に向上していく事を応援しています

      石田

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