へんてこなスイングでも上手い人の仕組み

初めて見る自分のスイングに愕然とする・・

プロのような綺麗なスイングを
イメージしているわけではなくとも
もう少しマシかと思っていたけど・・

 

こんな経験をされた方、多いでしょう

 

私も初めて自分のスイングを見た時の
衝撃は忘れません(笑)

 

プロのような綺麗なスイングに憧れますが、
ゴルフの良い所は、見た目は採点されない点です。

まさに、
「上がってなんぼ」
の世界なのです。

 

あなたの周りに、
「あまりスイングは綺麗ではない」
あるいは、
「かなり個性的」
なのに上手い、良いスコアでプレーする、
そんな方がいらっしゃるでしょう。

 

どうしてあんなスイングで安定して
上手く打てるんだろう?
そんな風に感じたことがあるかもしれませんね。

 

今回の記事は、個性的なスイングで上手い人の
仕組みについてです。

 

ゴルフのスイングは、極端なことを言えば、
バックスイングやトップ、切り返し、
あるいはフォローやフィニッシュが
どんな風になっていたとしても、

 

インパクト

 

さえ、スクエアに当たっていれば、
ボールは目標に飛ぶのです。

 

ボールは、クラブがどんな軌道や角度で
当たったかを反映するものであり、
そこまでの過程の綺麗さなどは、
(厳密に見れば影響しますが)
あまり関係ないのです。

 

見た目が良くなくても、上手い人は、
当たる瞬間、つまりインパクトで

「自分なりの調整」をし、スクエアに
当てて、目標に飛ぶように修練、
つまり練習したのです。

 

当然のことですが、見た目がイマイチで
インパクトもズレていたら、ボールは
目標には飛びません(笑)

 

私は、レッスン活動24年の中で、
数多くの人を見てきました。

 

綺麗なスイングのプロやトップアマ、
見た目は個性的でも上手いシングルさん、
見た目はいいのに、とんでもないミスを
多発するアベレージプレーヤー等
様々です。

 

どんなレベルであれ、安定している人は
インパクトが良い位置になっているのです。

 

もちろん、見た目が個性的な人は、
インパクトゾーンが合理的ではなく、
変則的です。

 

しかし、たくさんの練習をして、自分なりに
「真っすぐに飛ばす術」を身に着けたのです。

 

もちろんこれは、誰にでもできる事では
ありません。あえて言ってしまえば、
多くの人にはできない事とも言えます。

 

どんな人にできて、
どんな人にできないのか?
と言えば、

 

もしあなたが、
「どんな風に打ってもいいから
目標方向に打てますか?」と聞かれて
「Yes」と言えないのであれば、
おそらくできない人です。

 

変則的なスイングで上手く打つ人は、
自分のスイングのインパクトの”ズレ”
を察知します。

 

そして、それを自分なりの方法で
微調整して、スクエアに当てられるように
していくのです。

 

もちろん、この方法は、
たくさんの打球練習が必要になります。

 

右に飛んだら、それを調整して
それよりも左へ、つまり目標方向へ向けて
打つようにします。

それが足りなければ、次は更に調整します。
行き過ぎて左へ行っても、また調整します。

 

こうやって
「打っては、調整」
「打っては、調整」
を重ねていき、そのうち最終的な解答

つまり、

「どう打てば、目標に飛ぶか?」を
会得するのです。

 

もしあなたが、こういった練習で上手くなる
自信があれば、能力の高い人だと言えます。

 

その場合、スイングの「型」を修正するよりも
自分なりのスイングでいいので、たくさんの
ボールを打ち、目標に飛ばす確率を
上げるように練習した方が良いかもしれません。

 

反対に、
「どうしたら上手く打てるの?」
という場合は、レッスンなどを利用して
スイングの「位置」や「型」を調整することです。

 

どんなに才能やセンスが無くても、
物理的に良い動きを身に着ければ、
安定して真っすぐに飛ばすことが
出来るようになります。

 

あなたに才能やセンスが無いと言っている
わけではありませんよ(^^
ゴルフは、スイングの動きが合理的になれば、
誰でも上手くなれる良いスポーツなのです。

 

変則的なスイングで上手い人は、
感覚が優れている人、あるいは、
死ぬほどの努力を積み重ねて
自分の型を「極めた」人です。

 

どんなスタイルで取り組もうとも
結果は数字が全てとも言えますし、
そうではないとも言えますね?

 

あなたがゴルフに何を求めるのか?

 

それによって、やるべきことは
違ってきます。

 

とにかく、スコアよりも
「上手く打ちたい」
「良いスイングになりたい」
そういった方もいらっしゃるでしょう。

 

それとは反対に、
スイングはどうでもいいから、とにかく
「上手くなりたい(良いスコアでプレーしたい)」
と思っているかもしれません。

 

普通は、スコアを良くすることを目的に
取り組んでいますが、それをどの様な
アプローチで進めていくのか?

 

これには決まりはありません。

 

へんてこなスイングの人には負けたくない!

 

そう思うのであれば、負けない努力をすることです。

 

スイングが変則的でも、オーソドックスで綺麗でも
いずれにせよ、最終的には、その自分のスイングで
目標に飛ばす精度を上げることが必要なのです。

 

やれば、必ずできるし、
やらなければ、できません。

 

引き続き、頑張っていきましょう!!

 

最後までご覧いただき、
ありがとうございました。

 

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

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