入れたいパットの対処法
これを入れればバーディー!
または、
イーグル!
はたまた
ベスト更新!
シチュエーションは、色々ありますが、
「なんとか入れたい!!」と言うパットが
ありますよね?
こんな時に、
「よーし入れてやる!」と意気込んで
強すぎて3パット。。。
誰でもこんな経験ありますね。
やっぱり気持ちが入ってしまいますしね。。
こう言うパットを、どうすれば確率良く
決められるのでしょう?
どんなスタイルでも偶然ならば
入ることがあります。
しかし【確率良く】と考えると、
最善の策は、
「普段通りやること」です。
普段通りとは、
・上り下り等の判断をつける
・適切なタッチ(距離感)を予想し、
“その強さで打った時の”
左右の曲がり度合いの判断をつける
・セットアップにベストを尽くし、
意図したタッチで普通に打つ
という具合にやる事です。
そもそもパッティングにおいて、
タッチが強すぎれば入らないですし、
オーバーし過ぎたら3パット濃厚です。
弱くて届かなければ、当然入りません。
ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、
元NASAの科学者でショートゲームを専門に
教えているデーブ・ペルツという人が
最もカップインする確率の高い強さを
データで示しています。
届かないと入らないので、ちょうどギリギリ
カップに届く強さから、返しのパットが1パットで
入れられる可能性の高い1m以内位で実験をしたのです。
それによると約50cmが理想です。
これよりも弱いとグリーンの乱れの影響を
受けて切れたりしてしまう事が多くなるし、
これよりも強いと3パットの危険が高くなるという事です。
こういう事を知り、それを信じて出来るように
努める人がいる一方で、こう言ったデータを無視して
自分のスタイルを貫くタイプの人もいますよね?
弱ければ絶対に入らないので、それよりは
強すぎる方が可能性があることは理解できますし、
強すぎても運よく入る事もあります。
だから「強めにしっかり」打つのでしょう。
どういうスタイルでやっても
結果が保証されることはありません。
ですから、どう対処するかは、自分で決めることです。
確率を重視してやるのか?
それとも、自分を信じてやるのか?
いずれにせよ、打つ瞬間は、
「入れる」つもりで打たなくてはいけません。
カップインしたければ、狙う事が必須なのです。
それを、
届かなければ入らない、あるいは、曲がりを抑えた方が
狙いやすいと強めに打つのか?
カップを少し超える強さでラインをキチンと読んで狙うのか?
決めて打つのです。
入れたいからと普段の自分とは
異なるスタイル、
つまり、単に「強めに打つ」では
入る確率は低くなってしまうし、
とんでもなくオーバーし3パットの
危険が高まるでしょう。
ゴルフの鉄則ですが、どんな状況でも
自分のスタイルを守っていつも通りやることが
大切なのです。
最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida