無心で振る
「上手くなりたい」と
一生懸命練習していると
ついつい色々なことを気にしてしまって
考え過ぎてしまう事がありますよね。
何事も「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です
色々と工夫したり、考えてやっても
的が外れていたら、全く効果が出せないのが
スイング調整の難しい点です。
上手く打てないと、更に「あーでもない、
こーでもない・・」とやってしまうのが
ゴルファーの性ですよね。。
何かに取り組んでも上手く打てない場合は、
あまりこだわらずに、何も考えないで打った方が
良いことが多々あります・・
今回の記事は、色々考えずにスイングする時の
コツについてです。
色々工夫したり、考えても上手くいかないのに
何も考えない方が上手く打てることが有るって、
ものごとを真剣に考えるタイプの人にとっては
ガッカリする気持ちが大きいですよね。。
しかし、時には割り切って
考え方を変えることも必要です。
なぜかと言えば、上手く出来ない状態を
長く続けてしまうと、自信を失ってしまい、
自分のレベルを下げてしまう事になりかねないからです。
実力差がない2人がいて、一方は自信満々、
もう1人は自分に自信が無くいつも不安を感じている、
こんな場合は、どちらが良いスコアでプレーできるかは
明白ですね?
「失敗してしまうのでは!?」と考えながら実行すると
失敗の危険が高まってしまうのがゴルフです。
どうせやるならば、成功させたいですから、
気持ちの持ちようでそれが左右できるならば、
良い結果につながる状態でやりたいですよね。
「無心」を辞書で調べると、
・無邪気
・意志、感情等の働きがないこと
・心の働きが休止していること
・一切の妄念を離れた心
等が出てきます。
ちなみに、「人に金品をねだること」っていう
全く違う意味もあり「日本語ってすごい!」
と感じました(^^;
無駄なことを考えずに、シンプルにやることは、
・集中できる
・自分の能力を発揮できる
等の素晴らしい利点があります。
ただし、メンタルやパフォーマンスの専門家は、
「無心」状態を作りだすことは、
とても難しい事だとしています。
では、余計な事を考えずに、無心に近い状態で
シンプルにスイングするには、
どうしたら良いのでしょう?
コツは、【何か1つに意識を向ける】ことです。
例えば、スイングする時に頭の中に数字を
思い浮かべて、
アドレスで、1
トップで、2
振り抜く時、3
とか、
バックスイング完了までで、1
インパクトで、2
等の方法はとても良い方法です。
バックスイングの時に
「バック」
打つ瞬間に
「ヒット」というのがあります。
(上記の1,2と同じですね)
これは、メンタル本を読んだ時に
テニスで使うコツをゴルフにも使えるという
事が書いてあり、自分でもやってみましたが
シンプルでとても良い感触を得られます^^
他にもありますが、こう言ったコツは、
「おまじない」のようでいて、本当に
効力を発揮するから不思議です。
人間の持つ能力を最大限に発揮するために
考えられた良いコツです。
「ターゲット(目標)に集中する」
と言うのも良いコツです。
と言うか、本来は誰もがそうするべきですが、
上手く打てないとスイングに意識が行ってしまい
「なかなか目標に意識が行かない・・」
状態となります。
ミスが出れば出るほど余計にスイングの細部に
意識が行き、「どこに打つか?」という
ゴルフ本来のあるべき姿を忘れてしまい
「どうやって打つか?」を考えてしまうと言うのも
ゴルファーの性ですよね。。
こう言ったコツは、即効性があり、なおかつ
いつやっても効果を発揮します。
ある程度上手く打てる人は、スイングの事は考えずに、
自分の能力を最大限に発揮できる状態を作ることに
集中する方が効果的かもしれません。
より高いレベルを目指すのであれば、
技術の根本的な改善は必ず必要にはなります。
もっと飛ばす
もっと精度を上げる
今回ご紹介したコツは、
いずれも現状の能力を最大限に発揮するための
とても良い方法ですが、
そもそも出来ないことを出来るようにするのは
難しいのです。
理想は、
練習では、技術を高めることに努めて
プレーでは、それは忘れてパフォーマンスを
最大に発揮することに努める
と言うような状態でしょう。
考えすぎてしまっているかな?
と思ったら、今回のコツを試してみて下さい。
上手く打てることに驚くはずです
最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida