打つ前の素振りしますか?

あなたは、コースでプレーする時に
打つ前の素振りはしますか?

 

今回は、プレー時の素振りについてです。

 

やるかやらないかは、自由ですし、
どちらが良いという事はありませんので
しない人は、そのままのスタイルでも
問題無いと思います。

 

さて、素振りの意義を考える前に
1つ大切な点に触れておきたいと思います。

 

打つ前の素振りでターフを取る人がいます。

 

・上手く芝を削って良い感触をつかみたい
・上手くボールに当てるリハーサルをしたい
・特別な意図はなく習慣でやってしまう
等、理由は人それぞれでしょう。

 

しかしながら、素振りで芝を削って(掘って)
しまうのは、マナーの面から考えても
あまりおススメではありません。

 

トーナメントプロのプレーを見ていても
素振りで、芝を「ドカン!」と削っているプロを
見たことはありませんよね??

 

やった経験のある方は、理解できると思いますが、
仮に素振りでダフリ気味になったりすると、
打つ時に気になりますよね?

あるいは、意図した所と違う場所が
削れてしまっても、やはり本当に打つ時に
気になります。。

 

上手く出来なかったと思って、
再度やり直して、更に「掘る」人もいます。。。

 

また、仮に意図したように上手く芝が削れても
本番のショットが上手く打てる保証は
どこにもありませんよね??

 

素振りでターフを取ることには
ほとんど意味は無いのです(^^;

 

本当に本番のリハーサルになり、
良いショットが出る可能性が高まるならば、
まだいいです。

 

しかし私は、そうやって素振りで
ターフを取っても、その後のショットで
ミスをしている人をたくさん見てきました。。

 

上手い人で、素振りでターフを取る人は
皆無です。

 

ですので、今まで素振りでターフを取っていた人は、
今度のプレーからは、それは止めましょう^^
空中を振って芝には当てないようにしてください。

 

打つ前に芝を掘らないと
落ち着かないかもしれませんが、
すぐに慣れますから大丈夫です。

 

では、本題に。
そもそも打つ前の素振りの役割とは何でしょう?

通常は、以下のような点が素振りの目的です

・スイングの準備運動
・やりたい動きを再確認する
・クラブを動かす(振る)感覚を思い出す
・クラブヘッドを感じる
・打つ前の儀式(ルーティーン)として行う
・本番で打つショットをイメージする
・ラフや逆目の芝で抵抗感を把握する
等々

 

素振りをプリショットルーティンに入れている人も
多いですね。プロでも素振りをする人の方が
多いです。

 

どんな事を意図していても良いと思いますが、
目的を毎回変える事は良くないので
上記したような目的の中の1つのために
「毎回同じように」素振りをした方が効果的です。

 

スイングが不安定で、大きなミスが出る可能性が
ある人の場合、自分にとっての「良い動き」
「必要なイメージ」を描いて、素振りで
「動きを確認」する方が良いでしょう。

 

反対に、ある程度のショットが打てる場合、
自分にとっての「良い動きのイメージ」や
「良いショットのイメージ」
「スムーズな動き」などを”感じる”ことに
集中し”どう動くか?”という型は、
無視してやった方が無難です。

 

素振りは、やった方が良いのか?
ですが、冒頭で少し触れましたが、
それは、あなたがどの様な状況なのかによります。

 

素振りをした方が、良いイメージで打てるならば
した方が良いですし、しない方が良いならば、
しなくて構わないのです。

 

素振りをしない方が良い人は、どんな人か?
と言うと、

打つ前に、素振りをすると、
あれこれと考えてしまい
良いイメージが無くなる人

とか

素振りのイメージが残ることで
それに縛られてしまい、本番の
ショットの妨げになってしまう様な人

です。

 

たかが素振り、されど素振りですね^^

 

自分なりのスタイルを築いて
安定した動きにつなげていきましょう!

 

最後までご覧いただき
ありがとうございました。

 

追伸:
何度も何度も素振りをして、周りの人が
「まだ打たないの!?」と感じるような人は、
誰かが言わないと気づかないものですので、
もしあなたの周りにそう言う人がいたら、
何とかして気付かせてあげましょう^^

 

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

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