続・一定量の砂を打つ方法
前回の記事に続いて
グリーン周りのバンカーで
一定量の砂を打つ方法に関してです。
(前回の記事はこちら→https://leadbetter.jp/hint/nl447/)
前回の内容を振り返ると
一定量の砂を打ちたければ
それが出来ない原因である
”自分特有の問題点を見つけて
修正することが大切ですよ”
という内容でした。
そもそも、なぜ「一定量の砂を打つ」
ことが必要なのか?と言えば、
【一定量の砂を打てる】という事は
インパクトゾーンが安定している
という事ですので、
・ホームランやザックリが出ず
「安全確実な脱出」ができる
・同じ量の砂=砂の抵抗が一定している
という事で「距離の調節」がやりやすい
・フェースの開きを増やせば、
開いた分のボールの高さも出せるので
「高さもコントロール」できる
・砂が厚く取れすぎる事もないので
「しっかりとスピンをかける」
こともできる
と、バンカーショットに必要な要素を
全て網羅できるからです。
逆に、一定の砂が打てないと、
「どういう結果かは、その時の運次第」
という状況になってしまい、
薄くなり過ぎれば、ホームラン
厚く取り過ぎれば、ザックリ
という不安定な状態からは脱せず
「まぐれ」や「偶然」でしか
上手く脱出が出来ないと言う
危険な状態になってしまうのです。
そんな
「いつ大きなミスが出るのか、
不安でしょうがない」という事態は
避けたいですので、今回は、
実際にどんな風に練習したら
いいのかの具体例を1つ紹介します。
本当に安定するためには、前回の記事で
記したようにご自身のスイングの
根本改善を図ることです。
今回の練習は、あくまで参考例で
既に上手く打てている人には不要です。
「自分ではどうしたら良いのか分からない」
「レッスンを受けているけど改善しない」
そんな方のヒントになればと思い作りました。
まずは動画をチェックしましょう。
見たら、また記事に戻り、詳細を確認して
再度見て取り組んでみましょう!
練習方法
1)まずは肘、手首を曲げずに
伸ばしたまま、振り子のようにスイングし
砂を打ってみる
*体幹の回転でスイングしますが、
前傾角度、前後左右のバランス
(フィニッシュまで、ほぼ位置は
変わりません)を保って回転すること。
2)ある程度一定量の砂が打てると
感じたら、ボールを置いて試してみる
*バンカーを脱出させる必要はありません。
脱出してももちろん構いませんが、
目的は、砂の取れ具合が不安定で、
ザックリやホームランとならない事です。
3)ザックリやホームランが出ないようになったら
手首の力を抜いて、スイングの勢いとクラブの重みで
手首が曲がるようにします(この時はまだ素振りです)
*脱力していると、肘もつられて少し曲がりますが、
意図としては、肘は伸ばしておいてください。
*この段階になると急に腕を使って振り上げる人
が出てきます。
あくまで”振り子のように腕は伸ばしたまま”
体幹の回転のみでスイングと言うのを忘れずに。
4)3)の素振りで感覚をつかめたら、
初めは砂だけを打ち大きなズレが出ないことを
確認してみましょう。
砂が取れなかったり、取れすぎるならば、
ボールを置くとホームランかザックリが
出る可能性があると言うことですので、
そうなっていない事を砂だけを打って確認すること
5)ある程度一定量の砂が打てていると
感じたら、ボールを置いてやってみましょう。
*ボールを置いて実際に打つ練習では、
上記した全ての段階で、砂を打つ位置、
砂を取る量などは完全に無視してやること。
それらを考える必要はありません。
これらに関して考えるのではなく、
自分の動き方に神経を集中しましょう。
距離の調節なども考えてはいけません。
肘を伸ばしたまま正しく体を回転する
手首は脱力して自然に動くようにする
やる事(意識するの)はこれだけです。
バンカーが不安定な人の多くは、
体を使わずに、腕で振り上げてしまい
インパクトで様々な問題が起こっています。
紹介したこの練習は、
「体が親分、腕やクラブが子分」という
ゴルフスイングの基本をしっかりと
体感するためのモノで、バンカーが
不安定で不得意な人には、特に有効です。
上手く行かない場合は、以下の点を
確認しましょう。
・アドレスの姿勢が悪くないか?
・力を入れていないか?(力み)
・腕を振り上げていないか?
・体のバランス、位置、角度が
ズレていないか?
上手く行かない場合は、たいていは
自分ではやっているつもりでも、
「実際にはできていない」状態です。
そうなる場合のほとんどは、
ボールを打つことに神経を
配っている状態です。
ボールは無視して、単純に
腕を使わずに振り子のように
スイングしてみましょう。
上手くできると、
「今までの苦労はなんだったのか!?」
と感じるでしょうが、良い動きとは
シンプルなのです。
バンカーが苦手な人、不安定な人は
是非1度試してみるといいでしょう。
最後までご覧いただき、
誠に有難うございました。
追伸:
「それでスイングは、
アウトサイドインに振るの?」
とか
「スタンスはオープンにするの?」
とか思っても、無視しましょう。
そうすれば、そう言った事は、
上手く打てるかどうかには、
大きく影響しないという事も
理解できるはずです。
本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida