短いアプローチでミスしない方法

グリーン周りの短い距離のアプローチ

スコアを落とさないためには、
パターの次に大切な分野と言っても
過言ではありません。

 

90台を出すなら乗せる事が必須
80台を出すなら寄せワンが必要
70台を出すなら寄せワンが必須

 

乗せる事が必須とは、
ダフリでグリーンに届かないとか、
トップでオーバーは厳禁ということ

 

寄せワンが必要とは、80台を出すには
ダボよりパーを多く取ることが必須で、
それをパーオンだけに頼るのは無理なので
いくつかの寄せワンが必要になるということ

 

70台は、短い距離のアプローチで
寄せワンが取れなければ出すのが
非常に難しいということ

 

距離が近いとかえって難しいと
感じている人も多いですし、
アプローチイップスになる人が
最も多いのも短い距離のアプローチです。

 

ミスしやすい(難しいと感じる)
1番の要因は、
「大きなスイングが出来ないこと」
にあります。

 

なぜだか分かりますか?

 

まず理解しないといけない点は、
ドライバーショットや
アイアンのフルショットなども
そうですが、ゴルフスイングでは、
誰もがインパクトゾーンで、
自分のスイングの問題やズレを
修正するように打っていると言う事実です。

 

これをふまえた上で、
短い距離のアプローチが
難しい理由を見てみると、

 

スイングが小さいと、振り上げてから
インパクトまでが短かすぎて、
ズレを調整するには時間が短すぎるのです。

そして修正できる幅(度合い)が、
わずかだけにならざるを得ないので、
上手く調整が効かずにミスになってしまう
事が多いのです。

 

簡単に言うと、
最もごまかしが効かないショットが
この短い距離のアプローチだという事です。

 

「15~20yよりも50~60yの方が気が楽」
こういった人が多いことが、このことを
よく物語っていますね。。。

 

短い距離のアプローチでミスを減らすためには、
当たり前ですが、無駄な動きを無くすことです。

 

特に問題となるのは、
バックスイングの無駄な動きです

 

「こうやって打つ」という型は
あります。

「腕や手首を使わず
(パターのように)
体の回転で打つ」です。

 

こう言われて
「そうなんだ。これでいいのか!」
と上手く出来る人は、
全体から見たらわずかですね。

 

多くの人は、こういったスイングの
基本が頭で分かっていても
実現できていないものです。

 

なぜかと言えば、自分では
理解していないズレが
セットアップやスイングの
どこかに必ず潜んでいるからです。

 

例えば、
「自分では、腕や手首を使っていない
つもり」
でも、”実際には使ってしまっている”
こういう事がよくあると言うことです。

 

自分で意識して行っている動作ならば、
それを意図して無くすことは可能です。

 

しかしスイングの問題は、ふつう
無意識に「なってしまっている」ものです。

 

無意識に出てしまっている動作を
自分で気付いて修正するのは、
難しいものです。

 

では、どうすればいいのでしょう?

 

一番確実なのは、どんな風にズレているのか
がキチンと分かる人に見てもらうことです。

 

それが出来ない場合は、自分で
自分をチェックすることになります。

フルスイングと違ってスイングが小さいので、
チェックする項目のズレている度合いは
少ないので、頑張ればセルフチェックも可能です。

 

無駄な動きを無くすために
チェックする項目を以下に
3点紹介します。

 

1)セットアップ

打つ前の準備がズレていたら、
動き出した瞬間に無駄な動きが
発生します。

バランス良く動くことも
難しくなり、また角度や位置を
維持して動くことも難しくなります。

 

セットアップに含まれる事は、
グリップの握り方、姿勢、バランス
重心の位置、体の向き、腕の位置、
ボール位置などがあります。

 

2)体の使い方

体の回転がズレていたら、
当然ですが、ボールに当たる瞬間には
何か調整して打たない限りは上手く
当たりませんね?

安定して打つためには、
安定した体の回転運動が欠かせません。

動きの主体は、体幹です。

短い距離では、脚は積極的には
動かしませんが、微動だにしないほど
固定されているわけでもありません。

体の回転のチェック項目としては、
位置、角度、動いているか?
(使っていない事がよくあるのです)
などがあります。

 

3)腕、肘、手首の動き

不安定なスイングにおいて目立つのは、
手首や腕の無駄な動きです。

距離の短いアプローチでは、基本的には
これらは使いません。
これらの無駄な動きを無くすには、
正しいセットアップ、そして
正しい体の動きが欠かせません。

 

セットアップがズレていたら、
どこかで補正しないと上手く打てないので
「腕や手首を使わざるを得ない」状態に
なってしまうことがあります。

同様に、体を正しく使えていないと
これもまた無駄に腕や手首を
「使わざるを得ない」状態になります。

 

以上の3つがチェックするべき
項目です。

 

自分で自分をチェックする場合、
鏡で見る、あるいは
スマホで動画を撮って見る
のどちらかをやること

 

感覚だけでは怪しいので
客観的な視点を持つようにしましょう。

 

これを読んで下さっている方の多くが
レッスンを受けたりされているので
自分で自分をチェックすることが
難しい事は理解されているでしょう。

 

プロでもコーチをつけるくらいですから
アマチュアが自分で自分をチェックする
事が難しいのは当然です。

 

しかしながら、なぜか多くの人が
YouTubeなどを見てセルフチェックして
上達しようとしています。

 

ある程度のところまでは、それで
上達できるでしょう。
まだ100が切れていないという様な
場合で、100切ればゴルフ人生OK
という様な場合は、YouTubeオンリーで
問題ありませんね。

 

しかし
「90切って、80前後に到達したい」
など、目標が高い場合は、
遠回りしないように早めに
良いアドバイスをもらう事です。

 

次回
今回紹介した
セルフチェックする項目の
具体的な練習方法をお届けします

 

お楽しみに^^

 

最後までご覧いただき
誠に有難うございました。

 

本物のナイスショットと安定したスコアupのために
A.Ishida

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