この練習方法で向上は難しいかも・・
ミスショットをした時って、
「力んだ」
「無駄に力が入った」
と感じることが多いですよね?
あとは、
「伸び上がった」
「突っ込んだ」
「振り切れなかった」
「体重が残ってしまった」
「バランスが崩れた」
等も感じたりします。
こう言ったミスショット後に残る
いやな”感触”を、それがミスの原因だと
判断して直そうとしていたら、
「いつまで経ってもスイングを改善し
安定させることは、難しいですよ」
と言うのが、今回の記事の主題です。
スイングした時は、それが良いショットでも
ミスでも、ダウンからインパクトや、
フォロー、フィニッシュの部分に違和感や
嫌な感触を感じることがほとんどです。
多くの人は、ミスした時に
”何かを感じ取った部分”
を修正しようとします。
打った直後に変な感じがしたのだから
そこが「悪い」と思うのは、ある意味当然です。
しかしながら、ほとんどの場合、
何か変な感じがした動きの原因が
別の所にあるものです。
打った後に感じる感触は
”結果”
なのです。
結果を作り出している原因を
取り除くように修正しない限りは
安定した再現性のあるスイングには
なることは、非常に難しくなります。
ミスを減らし、良いショットを増やすには、
スイングの根本的な構造を変えるか、
あるいは、
そのままの「型」で微調整を繰り返して
自分なりの「タイミング」や「コツ」を
習得するか
方法はこの2つに1つです。
どちらの道を進むかを選択するのは、
あなた自身です。
打った後に感じる感触を良くしようと
努めて練習することは、この自分の「型」で
微調整を繰り返して向上する方法です。
スイングの仕組みを根本改善するのではなく、
自分の型で上手くなろうとするものですので、
感覚が優れていて、練習時間、球数を
たくさん確保できる、そして何より
自分自身に自信を持てるならば、
この方法でも向上できます。
私は、どちらが良いかは、人により違うと
思っていますが、大多数の人にとって、
この自分の型を極めて上達する方法は、
難しい方法だと感じています。
レッスンなどを受けずに、自己流で練習している場合、
根本改善の方法を知ることは難しいので、
YouTubeなどから色々な情報を得て
微調整を繰り返しながら練習することになります。
YouTube等にある情報の99%は、
正しいとされる「型」を教えているものです。
多数への情報提供では、
あなた固有の問題点を考慮して、
それを改善するために根本的な構造改革を
しようとすることは不可能だからです。
形式として、一般的によくあるミスの
「型」を明示し、それに対して良い「型」を見せて、
”そうやりなさい”と言っているわけです。
正解像を見て、
「あーそうすればいいのね!」
で向上できるならば、それは良いことです。
それが難しい場合は、自分自身を知り
自分特有の問題を解消するように
根本改善を図ることです。
いろいろ情報があると楽しいですし、
1度見た興味があることに関して、
関連したモノが次々と表示されてくるので
ついつい見てしまいますよね(^^;
たくさんあり過ぎて迷ってしまいますが、
情報をうまく選択して、活かしていければ
良いものです。
今度練習する時に、
「なんか変な感じがしたな・・」という部分ではなく
「なぜそう感じたのか?」と考えて
セットアップや、バックスイングを
調整してみてください。
それが上手くできれば、
無意識でも、その「変な感触」の部分は
無くなり、スムーズに振り抜けるように
なることが体感できるはずです。
最後までご覧いただき
ありがとうございました。
本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida