今すぐミスを減らすためのコツ
ミスを減らすためには、クラブヘッドが
ボールに当たる瞬間である
インパクトを改善することですね?
もし「インパクトゾーンの構造」を
改善することができれば、ミスが減り
安定して真っ直ぐに打てるようになります。
反対にこれができなければ、
「偶然上手く当たって、たまたま
真っ直ぐに飛ぶ」という状態、
つまり不安定な状態からは脱することは
できません。
ゴルフスイングのインパクトは、
ほんの一瞬、約1/2500秒しかありませんので、
どんな打ち方でも「偶然」上手く当たり、
まっすぐ飛ぶことがあります。
ですが、それでは意味がありませんね?
私達は、いつやっても、何度やっても
上手く打てるようになりたいのです。
そのためには、偶然ではなく必然で
上手く当たる仕組みが必要です。
「インパクトゾーンの構造改革」
これは、ゴルファーが取り組むべき
最も価値の高いことです。
それができれば、ミスが減り打ちたいショットが
打てるのですから。
誰もが思うのは、
「それが難しくてなかなかできないから
苦労するんですよ・・」ですね?(^^;
たしかに、良いインパクトゾーンを
定着させることには、
多くの「時間」が求められます。
しかし、「構造に変化を起こす」ことだけならば、
すぐにできるのです。
それが、今すぐにミスを減らすコツです。
スイング動作の何か所もを変えるのは、
時間がかかるし、実際のところ
同時に複数の点を意識することは、ほぼ不可能です。
でも、「インパクトゾーンの構造改革」には、
それは不要です。
やるべき事は、どこか1か所だけ動き方を
”少し”変えることです。
それがどこか?
と言えば、
「最もインパクトゾーンに影響を大きく
与えている”1点”」です。
ゴルフのスイングは、一連の連続運動です。
全ての動作はつながり、関連しあっています。
ですので、どこかに必ずインパクトゾーンを
乱してしまう原因となっている「動き」
があります。
今すぐにミスを減らすには、
そこを変えるのです。
いくつもの点を変えようとする必要はなく、
たった1か所だけ修正すれば良いのです。
もう1度記します。
何か所も修正しようとせずに
大切な部分、1か所だけを直せばいいのです。
スイング中の動き、
「どこか1か所を少し変える」
これならば、できそうですよね?
私達がよくやってしまいがちな事は、
インパクトゾーンを良くしたいからと
それ自体を変えようと練習することです。
これは、安定して上手く打てるようにならない
時間を浪費する練習になる可能性が高いもので
おススメはできません。
誰にでもすぐにできて、最も効果が高いのは、
「始動」を変えることです。
あなたは、練習していて
「自分が思ったようにスイングできない」
と感じたことがありますか?
ゴルフスイングにおいては、
特にバックスイングの動きの
2/3~3/4くらい以降の動きは、
「本能的な動き」になってしまい
意図してコントロールすることが
とても難しくなってしまうという
特徴があります。
だから「なかなかスイングを
変えられない・・」と感じるのです。
ですが、そこに到達する前の段階、
それがつまり「始動」ですが、
それならば、誰でも良い変化を
起こすことが可能です。
始動が変われば、バックスイングが
変わり、
バックスイングが変われば、トップが
変わります。
トップが変われば、切り返しが
変わります。
切り返しが変われば、デリバリーゾーン
が変わります。
そして、そこが変われば、
インパクトゾーンが変わるのです。
全ての動きがつながっているからこそ、
始動を変えれば、インパクトに良い影響を
与えられるのです。
レッスンや他人からの指導を受けず
自力で取り組んでいる人は、
今度練習場に行ったら、以下のどれか
1点に取り組んでみましょう。
1)どうやって体を回転し始めるか?
どの方向や角度に向かうか?
動きの量を減らすか増すか?
これらに変化を起こす練習
●体幹を回転する方向を、自分の体の
右、左、前、後ろ、上、下
等に変えてみる
●脚や膝の抵抗を作り、量を減らす
反対に、それらを動かして量を増やす
2)腕や肘、手首の動きをどうするか?
これらに変化を起こす練習
●腕、肘、手首などは動かさない
●右肘を曲げない、曲げる
●手首を折る、または、その方向を変える
●腕を時計周りに回転する、逆に
右ひじを背中側へ引いて、腕の時計周りの
回転を減らす
●できうる限りグリップの力を抜いて
軽くした状態で始動
少しやってみて、違和感はあるけれど
なぜか不思議とまあまあ上手く打てる
そう言ったヒントであれば
取り組む価値があります。
数十球打ってみて効果を感じられなければ
合っていないと思って忘れること
残念ながら、あなたのスイングの現状が
どうなっているのかは、分からないので
最適解は、提示できませんが
上記のどれか1つは、あなたのスイングに
ちょっとした変化を起こせるものです。
じっくりと取り組む余裕があるならば、
1つずつ試してみて下さい。
最後までご覧いただき有難うございます
本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida