ショートパットの極意
ショートパットが決まらないと
スコアに大きく響きゲームになりませんが
ショートパットに自信があり
いつでも無難に決められれば
とても心強い味方になります
普通に入っている時は
色々と気になりませんが、
一度ミスして、入らないことがあると
次は、非常にプレッシャーがかかります
その状況で、色々と無駄な事を考えてしまうと
更にミスをしてしまい、それを重ねているうちに
いつしか自信を失い無駄な考えが増えてしまうモノです
ボールを打つ時に頭の中で考えたことは
必ず何らかの形で体の動きに現れます。
「上手く打ちたい」
「方向を狂わせたくない」
「右に行きそう」
「思ったより切れそう。。」
「芯に当てないと・・」
こういった事を打つ瞬間に考えたら
スムーズにスイングすることができなくなり、
成功の確率を極端に下げる事になります
ショートパットをしっかりと決めるためには
以下の要素を整えることです。
1】正確な方向取り
2】適切なタッチ
3】曲がり度合いの読み
これってショートパットに限りませんね?
どの様な距離のパットでもやるべきことは同じなのです。
苦手だと思っている人、上手く決められない人
そういった人ほど、余計な事を色々と考えていて
かえってミスを誘発している状況になっています
打つ瞬間に方向は変えられませんし、
グリーンの傾斜、芝目も打つ瞬間に何かを
調整できるものではありません
人間の脳は、一度に複数の事をこなすことには、
向いていません。
ゴルフスイングにおいても一度に
1つの事しか意図出来ないのです
しかし幸いパットにおいては、上記した
方向取りと曲がり度合いの読みは
打つ前に決める事が出来るので、打つ時には
考える必要のないことなのです
ですから、実際にパットを打つ時には、
距離調節のことだけを考えればよいのです
ショートパットにおいてもこの方式は同様で、
曲がり度合いを予想し、正しい方向に向いて構えたら
あとはタッチを正しく出すことに集中して打てば
よいのです
ショートパットをミスして外している人は、
たいていは打つ瞬間に考えなくてよい事を
考えてやっています
ショートパットに自信を付けたければ
以下の様に取り組んでみましょう。
1mくらいの距離で練習すればOKです。
ステップ(1)
セットアップを点検する
ステップ(2)
両脇に何かを挟んでスイング
その時、腕、手首は全く動かさない
ステップ(3)
「真っすぐ引いて真っすぐに出す」
これが最も確率を下げる考え方なので、
それは無視して、単に
「胸と肩の動きで腕とクラブを
運動させる」事に集中する
ステップ(4)
ボールの方向やスイング軌道の事は
完全に無視して、タッチに集中して打つ
以上です
そもそもは、打ち方(セットアップとスイング)の
どこかに問題があり、方向性が不安定になっている事が
ミスを生み出しています
ですので、自分自身のセットアップや
スイングのズレを正確に把握して、
その点を矯正することが初めにやるべきことです
その部分の問題が減り、打ち出し方向が
安定してくれば、あとは考え方を整理して、
必要な点に集中して打てばよいだけです
自信を失ってしまい全く上手く打てない
そんな場合は、まずは自信を取り戻す方法を知り、
練習することです
根気が必要ですが、難しいことではありません
何事も正しい対処方法が分かれば、
必ず道が開けるものです
パットは、スコアに占める打数の割合が
最も多い大切な分野ですが、
スイングの動きが小さいので
誰でもプロ級に上手く打てる可能性があります
全ては努力次第です
あなたにも必ずできます
正しい方法を理解し、練習するべき事を整理して
パット巧者を目指して下さい
最後までご覧いただき誠に
ありがとうございました。
本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishdia