上手くなる人となれない人の違い
上手くなる人と、
いくら練習しても上手くなれない人の
違いとは何なんでしょう?
今回は、この違いについて
2つ記します。
上手くなる人の特徴の1つ、それは
1つの事をひたすら続けることができる事です。
今現在うまくできない事、あるいは不安定な点
これらが解消するまでやり続けることができる人が
上手くなる人の特徴なのです。
仮に練習方法が間違っていたとしても、
ひたすらやっていたら「効果が出ないと言う事は
視点を変えるべきでは?」という風に
思い至ることが出来ます。
そして、効果が出ないことが分かれば、
それとは異なった事に取り組むことができるので、
自分にとって不要なことをはっきりと体感して
必要なことに近づいていけるのです。
反対に、少しやっては効果が出ないと判断する
あるいは出ても飽きてしまい、違う事をやる
こういった取り組み方の人は、
上達は難しいと言わざるを得ません。
どんなに良い練習テーマでも、一朝一夕には
身に付きませんので、あまり頭で考えなくても
ある程度できるまでは、繰り返しが必要になります。
それをやらずして、
「一瞬で上手くなる魔法の薬」を求めていても
一生それには巡り合えないのです。
レッドベターのような素晴らしいコーチに習えば、
無駄な練習をしなくて済みます。
最短で自分にとって一番大切な練習にたどり着けるので、
効率よく上達が図れます。
それでも、「こうやって練習しなさい」と
言われた練習をサボって、違う事をやり始めると
いつしか「究極のアドバイス」の効果も無くなり、
また1から出直し状態に近づいていきます。
普通、プロ、アマ関係なく、
自分のスイングの特徴は、一生変わりません。
ウィークポイントはいつも同じ点なのです。
ですから、いつも同じ自分の問題点を向上することを
ずっと続けて直すように出来る人が
上手くなる人なのです。
2番目の特徴は、
「自分を変えることを恐れずに挑戦できること」
です。
ゴルフスイングのインパクトは、わずか1/2500秒
ほんの一瞬しかないがゆえに、
とても繊細で微妙な変化でも飛球には
大きな違いとなって表れてしまいます。
ですので、何かを変えると今まで上手く打てていたのが
上手く打てなくなったりする可能性があります。
今までと違うスイングになってしまい
上手く打てなくなってしまうという
恐怖感も出てきます。
それゆえに、スイングの変更を
「自分の根本を変えずに、表面的に修正して
なんとかミスを減らそう」としてしまう人がいます。
もちろん、それが表面的だとは思っていないかも
しれませんし、分かっているけど、
「へんに変えたら当たらなくなる」と思って
思い切って変えないという人がいます。
こういうタイプの人が
いつまで経っても根本的な向上を
果たせない人です。
こういった傾向は、ある程度上手い人に
よくあることです。
既に、まあまあ上手く打てていると
少しでも変なショットが出たり、
意図しないミスが出ると、
「これは使えない」という判断になり、
採用しないのです。
しかし、
本当に良い視点で取り組めば、
必ず今までよりも精度が上がり、
確率良く打てるようになりますし、
多くの人は、飛距離さえも伸びます。
ですが、これは一瞬でなしえる事ではありません。
そして必ず痛みが伴います。
けれど、自分の根本的なシステムを
向上させようとしているのですから、
「今までに確立された柱」がゆらいで
ミスが出る事は、しょうがない面があるのです。
今まで打ったこともないような
大きなミス、こういったショットが出ると
これを嫌がって大きな変化を厭ってしまうわけです。
でも、これでは決して本質的には向上しません。
何かを変えると今までと違って
大きな違和感があります。
そして何度もお伝えしますが
「とんでもないミス」も出ます。
しかし、自分に合った良いテーマで
修正をはかれば、必ず今までのミスとは
傾向が変わって、今まで出ていたミスが減り、
ナイスミスが増えてきます。
そして、練習を正しく繰り返せば、
慣れてくると本当に上手く打てるようになり、
一度しか打てないコースでも必ず
結果として出てくるようになります。
どの程度練習すれば、モノにできるか?
それは人によって異なります。
けれど、ある程度やっても今まで出ていた
ミスが減らないならば、それは修正の視点が
間違っている可能性が高いですので、
テーマを変えるべきでしょう。
さて、2つの特徴を紹介しましたが、
これらはあなたにとって至難の業でしょうか?
私は、そうは思いません。
ある意味、誰でもその気さえあれば
出来ることです。
あなたが本当に上手くなりたいと
思うのであれば、是非挑戦しましょう。
上手くならなくてもいい
今のままで、たまに良ければ良し
そう思うならば、今のままで
終えるのもよいでしょう。
最後までご覧いただき
ありがとうございました!
本物のナイスショットと安定したスコアupのために
A.Ishida
