一度しか打てないコースで結果を出す秘訣

人間の脳は、同時に複数の事を
上手くこなせない仕組みになっています。

 

ゴルフプレーにおいて、1度しか打てない
コースで安定して結果を出すためには、

「頭で考えなくても出来る状態」

つまり「自動化」された技術を持ち、
目標を狙えるようになる事です。

 

例えば、
「自転車に乗りながら、周りの状況判断をする」
「歩きながら、話す」
これらは、同時に2つの事を考えているのではなく
片方の事が「考えなくてもできる」状態に
なっているのです。

これが「自動化」です。

 

ピンまで35yのアプローチを
例に見てみると、

自転車ならば、
「自転車に乗りながら(この行為は自動化されている)
周りの状況判断をする」という状態は、

ゴルフなら、
「スイングの事を考えずに(つまり自動化されていて)、
距離調節を行う」
という状態です。

これが1度しか打てないプレーで
私達が目指すべき理想的な状態です。

 

こうなって初めて
「安定して距離が調節できる」
ようになるからです。

 

アプローチが上手く打てない場合、
感じる(考える)ことは、

「距離調節が上手くできない」
「どうしてもダフってしまう」
「どうしてもトップが出る」
「なぜだかシャンクが出る」
「いつもオーバー」
「だいたいは、上がり過ぎてショート」

等です。

そうすると、これらのミスを
「しないように」と思い、
「何とか上手く打ちたい」となります。

 

しかし、なかなか安定しては、
上手く打てるようにはなりませんよね?

なぜかと言えば、スイングの仕組みに
問題があるからですが、

問題を出さないようにと考えながら、
距離の調節の事も考える

この状態は、同時に2つのことを
やろうとしているわけです。

 

例えば、ダフリのミスが典型の場合、
「ダフらないように注意しつつ目標を狙う」
と言う具合に2つの事を考えているのです。

これでは、脳の仕組みを考えると
どちらも不十分になるのは当然なのです。

 

ならば、
「距離調節に集中すればいいのでは?」
と思いますよね?

 

たしかに、2つの事を同時に考えるよりは、
結果は良いものとなる可能性は高いでしょう。

 

しかし、技術に問題があると、
「偶然」
上手く打ててピンそばに
寄ることもありますが、
完全にミスを防ぐことは難しく、
プレー中に何度かは大きなミスを
してしまいます。

 

これが「良い時は、良いのだけれど・・・」
と言うよくある状態です。

 

どう対処するのがベストなのか?
それは、あなたの技術レベルによります。

 

距離に集中しても大きなミスが出ないならば、
当然、距離に集中したほうが良い結果に
なります。

 

しかし、まだまだ技術が不十分な場合、
距離のことは完全に無視して、
「自分にとってのダメなミスを
出さなくて済むような打ち方」

つまり
「どうやってスイングするか?」
に集中した方が結果は良くなるものです。

 

ラウンドレッスンをしていると、
よくありますが、
例えばバンカーが苦手な人に、

「距離は無視していいので、
とにかく“どうスイングするか”
に集中して打ってみましょう」

とお伝えして、やってもらうと
上手く出るだけじゃなく
距離も合ってピンに寄るという事が
多々あります。

 

これが、もしピンに寄せることを
考えながら打ったら、
ザックリして出ない、とか
ホームランとか、
大きなミスが出てしまうのを
防げなくなるのです。

 

距離のことを考えていないのに寄る
考えているのに「全く」寄らない・・

 

こういう事の理由が理解できますね?

 

私達人間は、同時に複数のことを
上手く行うことは難しいのです。

 

コースでの結果とは、通常はスコアですが、
そのための目の前の1打においては、

・目標の近くに打つ
・自分特有のミスを出さない
・飛距離を最大に出す
・難しい状況で事故を起こさない

等々が結果です。

 

あなたが、良い結果を出したいと
願うのであれば、やるべきこと

1点

に集中することです。

それが
技術でも距離や方向でも
あるいは、メンタル的な事でも
何でも構いません。

 

現状の自分にとって最も結果に
つながりやすい1点に集中しましょう。

 

そして、練習でも1点に集中することです。

 

スイングを治す時など、複数の箇所を
同時に意識したら何も上手くいかない
という事を忘れずにやって下さい。

 

聖徳太子になろうとしないこと。

 

最後までご覧いただき有難うございました

 

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

一度しか打てないコースで結果を出す秘訣” に対して1件のコメントがあります。

  1. 石原正一郎 より:

    大変役に立つアドバイスありがとうございました。練習している割になかなか結果が出ない理屈が分かったような気がします。自分は練習が好きでよく練習していますが、その中でいろいろな事に気づきそれを直そうと更に練習するわけですが、コースに出て実際にラウンドする際に、例えばアプローチショットの場面でご指摘の通りに一つのことに集中すべきところが、打ち方だったり、構え方だったり、距離だったりいろいろなことが同時に頭に浮かび結局練習の際にうまく打てたショットが打てずミスをすることがよくあります。構え方やスイングは普段から反復練習して体に覚えさせるしかないでしょうから、最終的にはそのグリーンのどこにどのような軌道で落とすかのイメージに集中してやれれば結果がついてくるのかなと改めて思いました。
     時に練習があまりできていない時に何故か非常に良いショットが出ることもあり、これも考えてみるとあまり練習ができていないせいか余計なことが頭に浮かばずに方向と距離だけを気にして打った結果が逆に良いショットになっているのかもしれませんね。昨今You Tubeなどの情報が多いせいで情報過多になりがちですが、本番のラウンドでは一回しか打てないわけですからその状況で結果を出せる確率を上げるための考え方が大事ですね。基本的なスイングを作る練習と実践で結果を出すための練習はあえて区別して取り組んでもいいのかなと思いました。試してみます。ありがとうございました。

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