vol.292練習中の違和感

今回はスイングを改善しようと練習する時に、
違和感を感じることについてです。

 

何も考えずに振った時の自分のスイング

 

それに対して、何か新しい事を習得しようと、
あるいは良くない動きを変えようとした時には、
必ず違和感がありますね?

 

今までの動き方と異なるのですから当然です。

 

私は、違和感が無くても安定して上手く打てない
よりは、安定して上手く打てるならば、違和感が
合ってもいいと思います。

 

ただそれが嫌な方や、嫌ではなくても違和感が
合ってできない、そういう方もいらっしゃいます。

 

最悪なのは、スイングを良くしたくて一生懸命
に取り組んでいて、すごく違和感があるのにも
関わらず上手く打てない状態ですね(笑)

 

何かを意識して打つ場合、それで上手く打てる
という状態が理想ですが、上手く打てない
という事は、練習不足というよりは、
テーマが合っていない可能性が高いものです。

 

あとは意識が足りないかです。

 

私が初めてレッドベターにスイングを見てもらった
時は、「え!?これで打つの?」と感じました(笑)

 

違和感バリバリでしたが、師匠だし、世界一の先生
が言うのだからと信じて言う通りに努めました。

 

自分では結構頑張ってやっているつもりでも、
何球か打つと
「アキヒロ、もっとだ!!」と言われるのです(笑)

 

「まじで!?」と思いましたが、別にミスショットしても
死ぬわけじゃないと思って、これ以上はできないという
くらい思い切りやってみました。

 

そうすると不思議なことに、とても上手く打てたのです。
それが1度しか打てないコースでも魔法は切れない
のです。

 

もちろん、初めのうちは練習不足で毎回安定して
上手くはできないのですが、それでも最悪の
ミスは出ませんし、やっていると

 

「これを続けていけば必ず安定して上手く打てそうだ」
という感触を感じられました。

 

こうやって打てば、自分特有の嫌なミスが出ない
という事が分かっている状態は、本当に良いです。

 

自分でごちゃごちゃ考えるよりも全てを理解して
いる人にアドバイスをもらった方が、早く解決するし、
何よりも、自分では決して解決には至らないという
事を、その時に認識したのです。

 

それ以降は、ゴルフに限らず何でも専門家にアドバイス
をもらうようにしています。
やはり、その道のプロは、当然と言えば当然ですが、
素人とは次元が違います。

 

ゴルフじゃない場合は、アドバイスをいただくと
単に「へぇ~、なるほど!!」としか思いませんが、
なぜかゴルフだと、100%信じないで、自己流を
残してやろうとしてしまいがちです。。(笑)

それは、上手くいくはずが無いのに。。

 

レッスンにいらっしゃる方は、何かを向上しようと
しているわけですが、たまに、違和感が無くなるまで
練習する、つまりその違和感に打ち勝つという
ことをせずに逃げてしまう方がいらっしゃいます。

 

その場合たいていは、意識しても上手く打てない
からいやになるのです。

それ以外では単に「違和感がいやだ」と言う
タイプの方もいます。

こういうタイプの方は、自分のスイングじゃない
という風に感じて、それを嫌がるわけですが、
私はいつも「では、どうやって上手くなるの?」
と感じてしまいます。

 

このタイプの方は、スイングを大きく変えずに、
ほんの少しの微調整で済ませて良くなりたいのです。

つまりご自分のフィーリングを大切に
しているのですが、それ自体は良いこと
だと思います。
しかし、本質的な向上が果たせるのでしょうか?

自分を変えずに本質的に向上する方法は、
私には難しい相談です(笑)

 

一般的に多いのは、違和感の感じ方が
弱い、つまり、

 

もっと極端にやってみる

 

ことが必要な場合です。
アドバイス通りにやっているつもりでも
自分で思ったほどには、なっていないものです。

 

「えっ、こんな感じでやるの!?」
そう、私が感じたのと同じくらい思い切り
極端にやってみることです。

 

練習は、ミスしてもいいのです。

 

もう1度記します。

 

練習は、ミスしてもいいのです。

「これ以上は自分にはできない」
それくらいやって上手く打てないのであれば
別のことを試したら良いでしょう。

 

でも実際には、良いアドバイスだとしたら
極端にやればやるほど上手く打てます。

 

自分のスイングの癖は、取り除くのが本当に
難しいのです。
ですから、それを打ち消す動作を極端にやった
としても、実際には「ちょうどいい」くらいな
ことがほとんどです。

 

思いっきり違和感を感じて気持ち悪い、
でもショットは気持ち良い

 

そんな風に練習したいものですね

 

最後までご覧いただき有難うございました。

 

本当のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

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