練習場で良くてコースでダメな理由

今日は、
「練習場では良いけどプレーだとダメ、イマイチ」
という状況について考察してみましょう。

実際に、練習場で「本当に」良くて、
コースでダメなのだとしたら、
練習場通りにスイング出来ていないと言う事になります。 なぜそのような事が起きるのでしょう? 要因としては、 ・セットアップ(グリップ、姿勢、バランス、体重配分、
ボール位置、方向取り、、、)がずれている。 ・力んでいる ・傾斜に対応できていない ・メンタル的な問題が影響している ・ウォーミングアップをしていない ・体力が持たない などが考えられますから、チェックしてみて下さい。 さて実はここからが本題です。 そもそも「練習場で良いのにコースで良くない」
という状況は、勘違いであることが多いものです。 なぜ勘違いしてしまうのでしょうか? ・練習で何度も打っているうちに、タイミングが合うようになり、
上手く当たるショットが増えるが、実際にスイングが
良くなっているわけではない、という事を
自分で理解するのが難しいから(そうは思いたくないから) ・自分のテーマを何度も繰り返して練習しているうちに、
本当に良い動きになってくるが、実際に目指す動作が
癖になり無意識でできる状態にはなっていないので、
1度しか打てないコースではまだ実践できない。 それを「できる」と思ってしまうから ・1つのテーマを練習している時にそのテーマ以外の
ポイントが、練習ではあまり問題になっていないが、
実際には不安定であり、コースでの1度しかスイング
出来ない状況で、問題として表面化してしまう。 これはつまり、実際に1番練習しなくては
いけない問題が、別にあるということです。 ・取り組む練習自体が間違っている。
最初に説明しましたが、練習では何度も打つうちに
タイミングが合うことがあります。 しかし、本当に大切なポイント、あるいは正しい視点に
基づいて練習しないと、プレーでその練習が
効果を発揮しないのです。 1度しか打てないプレー時に、ある程度上手く打てる
ようなポイントでない限りは、たくさん練習しても、
練習では当たるけど、コースでは当たらないとなるでしょう。 ●ではここからは、対処方法の紹介です。 練習では常に、
「これは1度しか打てないコースでのプレーでも
できるのだろうか?」と自分に問いかけながら
やりましょう。 そして、上手く打てるような感覚になって練習終了! ではなく、上手く打てるような感覚をつかんだら
休憩して下さい。 そして少し時間をおいてから再度トライしてみましょう。 その時に最初の1球目である程度上手く打てれば、
それは正しい練習の取り組みだと言えます。 休憩した後にいきなり大きなミスやいつもの自分のミスが
出た場合、スイングの問題は減っていないということになります。 その場合、再度きちんとやり直す、 練習のやり方を変える、 取り組むポイントを変える などが必要です。 冷静に自分を見つめて、本当に改善しているのか? 1度しか打てないコースで安定してできるのか? これらを常に確認しながら練習に取り組みましょう。 ゴルフの上達が難しいのは、自分の打ち方(スイング)
が癖になっていて、それを変えるのが
とても大変な労力だからです。 ほとんどの人がスイングを変えられずに
癖を引きづったまま一生を終えます。 少しだけでよいので、確実に自分の癖を良い方向へ
向かわせてくれるアドバイスを手に入れてください。 そうすればあなたのゴルフは
必ず向上していくでしょう。


最後までご覧いただきありがとうございました。


本当のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


前の記事

力み解消法

次の記事

プレーでの失敗を無くす方法