今日は
「スイングの問題は１つ」
ということをお話ししますね。
練習したりレッスンを受けていても
なかなかミスショットが無くならないのはなぜでしょう？
それはスイングの仕組みが変わっていないからです。
練習場やレッスンでは、何球も打っているうちに自分のスイングのズレに”慣れて”良い当たりも出てきます。
それで「良くなっている」と勘違いしてしまいます。
しかし実際のプレーは1度しか打てません。
スイングの問題が残っていると、練習でできるインパクトでの微調整が効かずにミスが出てしまうのです。
しかも、同じようにスイングしているのに、色々なミスが出ます。
実際のプレーで出る、スイングの技術的な欠点が原因の様々なミスショットは、みな一つの問題が原因だという事を覚えましょう。
例えば、アウトサイドイン軌道の人は、
・スライス
・ひっかけ
・ダフり
・シャンク
・トップ
・飛距離が思ったように出ない
と言った問題やミスが出ます。
反対に急角度なインサイドアウト軌道の人は、
・プッシュ
・フック
・ヒールに当たる
・シャンク
・ＦＷでトップ
などのミスが出ます。
ゴルフスイングのインパクトは、わずか１/２０００秒しかありません。
ほんの一瞬しかないがゆえに、ほんの少しの軌道やクラブフェースの位置の違いにより色々な種類のミスショットが出るのです。
ですから同じスイングをしても、右へのミス、左へのミス
と両方出る可能性があるということです。
逆にいえば、自分のミスショットはスイングの主要な問題が１つ改善されれば、全て減るということです。
スライスを直すには？
ダフリを直すには？
飛ばすには？
等と色々なことを分けて練習する必要は無いということです。
練習を効率良く行うには、頭の中を整理しておくことが大切です。
そうすることで無駄な練習に時間を割かずに、必要な点だけを継続してやり続けることが可能になるからです。
これが結果的に一番早く自分の問題を解消して一度しか打てないコースで結果を出す秘訣なのです。
あれこれ試して、無駄な時間を使ってしまわないように。
自分のスイングの主要な問題１つを解決することです。
その１つを正しく理解し、効率よく上達していきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
本当のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida
