どんなレッスンやインストラクターを選べば良いの?

こんにちは、石田昭啓です。
この度は、当校にご興味を持っていただき誠にありがとうございます。

世の中には、色々なレッスンや理論があり、プロ、インストラクターも様々ですね。

「いったいどんなプロが良いの?」
「どのレッスンを選んだら良いの?」

と悩んでしまうことも多いでしょう。

レッスンの質はインストラクター次第です。
良いインストラクターは、あなたのスイングを向上し、確実に大きなミスを減らしてくれます。

そうじゃない場合は、やってもやっても良くならない。あるいは練習だと良いけれどコースではダメ。という事になります。

この記事では、ゴルフインストラクターとはどの様なものなのか?をご紹介致します。あなたが良いインストラクターを選ぶ参考にしていただければ幸いです。

 

まずは、一般的なインストラクターがどのような経緯でレッスンをしているのかをご案内します。

そしてその後に、我々レッドベターゴルフアカデミーのインストラクターになるためのトレーニング(研修)をご紹介します。


一般的なインストラクター(プロ)

1、資格の無いプロ=ジュニア等からのゴルフ経験、研修生、QT受験経験などを経てツアープロを断念してレッスンの世界へ

・専用の勉強などはせず(学ぶ場所が無いため)、経験則で教えることが多い

・まじめな人は、自分なりに情報収集して勉強する(本、DVD、WEBなど)

・元ツアープロも、プレーヤーとしての資格はあれども指導者としてはこれに該当します

2、資格のあるプロ=

JPGA(社団法人日本プロゴルフ協会)

 http://pga.or.jp/teach/    http://pga.or.jp/teach/info.html

JGRA(社団法人全日本ゴルフ練習場連盟)

 http://www.jgra.or.jp/activity/license.html

JIPGA(日本インストラクタープロゴルフ協会)

 http://jipga.org/kaiin_sei.html

NGF(米国ゴルフ財団の日本支部)

 http://www.ngf-ins.org  http://homepage2.nifty.com/ngf-japan/shidohsha15.htm

USGTF(米国ゴルフ教師連盟の日本支部)
http://www.usgtfjapan.jp/course_Exam.htm

等々
このような資格を取得し、それぞれの方法論を使ってレッスンしています。

最も有名なのはJPGAのライセンス保持者でしょうか。

講習、実技試験、筆記試験、レポート、検定等を経てB級を取得、その後更なる講習、実技試験などを経てA級ライセンス取得という経緯です。

以前、私の弟子でもJPGAのA級ライセンス保持者がいましたが、レッスンをするうえで必要な知識、技能は1から勉強してもらわなくてはいけない状況で、ライセンスの内容の薄さに驚いたことを覚えています。

3、私的資格保持者

江連忠さんのように、ジム・マクリーン(米国の有名ティーチングプロ)のティーチング資格を持っているプロも存在します。

レッドベターもそうですが、トーナメントプロを指導して実績を残した理論を体系化し、それを学ばせて指導資格を与えるというシステムがアメリカには多数存在します。

​こういった私的資格を持ってレッスンを行っているプロは、その理論を唱えるプロのメソッドでレッスンを行います。

4、様々なレッスンを受けて、あるいは誰かに弟子入りして学んだプロ

有名コーチや専門家から自身が直接指導を受けて、その理論を学んで活用しているプロが存在します。

*ちなみにレッドベターの名前を騙っている人が多数存在しますが、ほぼ全員偽物です。現在アカデミーに在籍しているインストラクター以外では、堀尾研二プロ以外はレッドベター理論をキチンと指導できる人は、日本には存在しません。

色々なパターンがあり、これら以外にも多数存在します。

私の見解としては、どの様な資格やスタイルであれ、生徒さんが安定して上手く打てるようにアドバイスをできるのであれば良いインストラクターです。

 

それでは私たちレッドベター公認インストラクターがその資格を得るためのトレーニング(研修)内容をご紹介します。

1、まずは彼の著書(9冊)、DVDなど(7-8種類)をすべて熟読、視聴し、基本的な理論を頭に叩き込みます。

*生徒さんに「この部分にこう出ているが、これってこういう意味ですか?」のように質問をされても答えられるように​準備をしておきます

2、初期の段階で、スイングの修正理念や方法論の基礎を学びます。そのうえで、毎日先輩インストラクターのレッスンを見て勉強します。

*良いインストラクターになるためには、これが最も大切なトレーニングです。様々なパターンや人による違い、根本的な問題は何か?何が上手くいくのか?どの様に説明するのか?どんなドリルで練習するのか?などを毎日毎日、具体的症例をたくさん見て勉強します。

レッスンは、インストラクターごとに個性があり、それらを参考に自分のスタイルを築いていきます。

3、スイングの各位置(レッドベター理論では11か所に分けています)での体、腕、クラブのあるべき位置(基本)をデモンストレーションできるようになるまで学びます

4、体の回転運動の詳細な、角度や位置を3同様に学びます

*体の回転の間違いと、修正例も何例も学びます。

5、腕やクラブの詳細な、角度や位置を3,4同様に学びます

*腕や手首、肘の動きの間違いのパターンと修正例を何例も学びます。
*クラブが運動する際の物理的法則も学びます。どの様なスイングの場合、どの様に修正することが効果的か?など症例をたくさん学びます。

6、3,4,5それぞれをパッティング、チッピング、ピッチング、バンカーショットでも学びます

7、他のインストラクターのレッスン理論を学びます(本、DVD、その他)

*レッドベター以外であっても、良い理論、考え方、修正法などあれば更なる向上のため貪欲に学びます

*我々の指導理論では、「こうでなくてはいけない」という様な ”型” にはめる様なレッスンは行いませんので、効果が出る方法であれば、他のインストラクターの方法でも採用します。

型や位置はあくまで例、参考であり、そこに位置させることが目的はありません。安定して上手く打つために阻害要素となっている部分を修正することが大切なのです。

8、メンタル、フィジカルの専門家から基礎を学び、専門的な本などから詳細を学びます。

*我々は基本的には技術的なコーチですが、メンタル、フィジカルにおいてもそれらの専門家の入り口に立つ程度までは勉強します。アマチュアが良いプレーをするためのアドバイスは、充分に可能ですが、ツアープロレベルの人の場合は、専門家に依頼します。

9、ジュニア専門のプログラムを学びます

​*スイング修正において、成長過程にある子供特有の対処があります。例えば、幼い子供は集中力が長続きしません。楽しくない事も継続できません。

そういったジュニア特有の事項を学び、ジュニアゴルファー育成の方法を身につけます。

10、ビデオプレゼンテーションを行います(フルスイングとショートゲーム全分野)

*人前で、きちんと話すトレーニングも行います。

11、模擬レッスンを行います

*キチンとしたレベルのレッスンができると認定されるまで何人でも行います

*上級者、初心者、アベレージプレーヤー、女性、シニアなどに分けて行います。

12、練習メニュー作成について学びます。

*効果的な練習方法や、上達するためのプログラム作りについても学びます。

13、クラブフィッティングについて学びます。

*トラックマンなどデータを活用し、個人に最適なクラブ選択ができるように技術を身につけます。

14、レッドベターがツアープロやトップアマにレッスンをしているのを見て学びます。

*ツアープロの精密機械のようなスイングは、下手な処置をするとかえってスイングがおかしくなる可能性があります。
選手の健康状態、精神状態、試合に備える準備の程度、調子の良し悪し、選手の性格や趣向、個人的なスイングに対する思いや理解度、知識、情報などを基に綿密なスイング調整を行えるようにし、シーズンオフか試合中かなどによって、それぞれの状況で最大限のパフォーマンスを引き出せるような方法で、レッスンを行えるように学びます。

この様なトレーニングを1年以上かけて積んでいきます。

そして受講生の最大限のパフォーマンスを引き出せるように、なるべくシンプルで効果的なアドバイスができるよう、公認を得た後も、日夜努力をし続けています。

公認された後は、毎年課題が出され、現在ではオンラインで全てを行います。
課題は、アメリカ、フロリダ州オーランドの本部に提出し、チェックされてOKが出たら再度公認の称号を得られます。


ちなみに私はアカデミーに入る前に、色々な資格やプロに関して調べて、聞いたりしましたが、ゴルフスイングに関してキチンと理論的に学べそうな場所は有りませんでした。。で
すから、日本ではまだまだレッスンの質が著しく低いプロが存在します。

上手くなれるかどうかは生徒の実力と運次第。
この様なレッスンがあることを知っておいてください。

 

あなたが迷っているのならば、一番確実なのは、まず体験してみる事です。そして、その場である程度の効果が感じられれば良い先生の可能性が高いです。

例えば、スライスで悩んでいるのならば、体験レッスンであれどもスライスが軽減することが大切です。

あとは、一度習うと長い時間をともにする可能性が高いですから、質問したことにもキチンと回答してくれることも大切です。「とにかくヤレ!」はいけません(笑)

あと体験の時に、見てくれたプロに「どんなふうにスイングの修正に関して勉強しましたか?」と聞いてもいいですね。

「本で」「WEBで」「アメリカに行って」などは役に立ちません。アメリカに行って何回か自分がレッスンを受けた程度では人に教えることはできるようにはならないのです。

生徒さんのスイングを確実に改善してショットを安定させるには、レッスンの現場で症例をいくつも見て、毎日毎日学ぶ必要があるのです。なぜかと言えば、スイングは個性があり、人によってみな異なるからです。

 

という事で、いかがでしょう?
少し長くなりましたが、インストラクターがどの様なものかをご理解いただく参考にしていただけたら幸いです。

 

ちなみに余計なことですが、私のモットーは

「生徒ができないのは自分のせい、生徒ができるのは生徒の力」

「もしレッドベターがレッスンをしていたら、自分と同じアドバイスを出すだろうか?」を考える

です(^^:)

 

では、あなたが良い先生に出会い、スイングが向上して、安定して良いショットが打てるようになることを願っています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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