vol.332バンカーは脱出しなくていい!?

バンカーショットについてですが、
ホームランのミスが出る人は、
それを改善するために良い練習ができると、
最初のうちは脱出できないで飛ばないミス
ばかりになってしまいます。

 

「それでOKですよ」というのが、
この記事の主旨です。

グリーン周りのバンカーで、
最悪のミスは、ホームランですよね。。。

ダフリ、シャンクなども嫌ですが
ホームランしたら、大叩きは
まぬがれません。。

 

ホームランのパターンとしては、
クラブヘッドが、
1,直接ボールに当たる場合と
2,バウンスが砂にはじき返されてしまう
パターンの2種類あります。

普段ホームランが出る可能性が高い人は、
無意識のうちにスイングスピードを
出さないようにして、飛びすぎてしまう事を
避けて打っています。

ですから、ボールに当たってしまう、あるいは
バウンスがはじかれてしまう、何れのミスでも
それが出なくなると、必ずボールが飛ばなくなり、
バンカ―から脱出しなくなります。

 

スイングに問題がありホームランが出るわけですが、
そういう場合は、ホームランじゃなくて、上手く脱出した
時でも、ホームランぎりぎりのきわどいインパクトで
なんとか脱出しているのです。

私たちの願望としては、上手く打てた時は
「良いスイングで脱出できた」と思いたいですね?

しかし、現実は違うのです。

上手く脱出できていても、それは
”ほぼ偶然”であり、ミスの危険を含んでいる
“いつも通りのスイング”なのです。

だからこそ、スイングが改善して
ホームランしなくなると、脱出しないショット
ばかりになってしまうのです。

 

この状況はスイングが改善し、ホームランが
出なくなっている証拠なので、出ないことを
憂慮する必要は全くありません。

 

スイングを大きくして、スピードを
出してしっかりと振り抜きさえすればよいのです。

 

それは難しいことではありませんね?
やればいいだけです。
難しいのは、ホームランを絶対に出さない
仕組みのスイングになることです。

 

あなたが、もしホームラン病ならば、
打出しないショットは良いショットだと
思って練習しましょう。

 

ホームランが出なくなれば、脱出は簡単です。

ただ、スイングが改善していく最初の段階では、
もうホームランは大丈夫かな?と思って
しっかり振り抜くと「やっぱホームラン(笑)」
という場合が、多々あります。

 

そうなっても諦めず、丁寧に取り組みましょう。
良い練習ができていれば、必ずホームランが出なく
なり、良いショットが増えてきます。

 

さて、ホームランの原因を
いくつか挙げておきますね^^

クラブヘッドがボールに直接当たってしまう場合、
スイング軌道はアウトサイドインになっている事が
多いです。

このパターンの多くでは、バックスイングの時の
無駄な腕の動きが原因となってアウトサイドインが
誘発されています。

ほぼ腕を使わずにコンパクトなバックスイング
を取ることが、上手く打つ秘訣です。

バウンスがはじかれてしまう場合、
インサイドアウト軌道になっている場合が多いものです。

この場合も、何れかのバックスイングのズレに
根本要因はありますが、インパクトでは
前傾角度が失われ、体が右足側に倒れています。

そして、バウンスがはじかれる場合は、
インパクト前に手首が解放されて
しまっている場合も多いのです。

 

このパターンの場合、左足下がりの
斜面でアプローチショットを打つ時の
スイングとほぼ同じようにスイングすると
ホームランは出なくなります。

 

イメージは“大根切り” です^^

スイングを安定させて、確実に脱出し、
ピンに寄せるには、
・セットアップの問題を無くす
・バックスイングのズレを無くす
・正しいインパクトゾーンの動きを知る

これが必要です。

偶然ではなく、本当に上手くなるためには
キチンと取り組みましょう^^

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

 

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

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