スコアアップのためのアプローチのコツ

前回の記事へコメントをいくつか
頂いたのですが、
*記事は以下から↓
(目指すスコアを出す方法
https://leadbetter.jp/hint/nl351/

 

 

「アプローチで距離が合わない」という
コメントがあったので、それに
返答したいと思います。

 

アプローチは、目指すスコアによって
求められることが異なります。

 

1)100を切るには、グリーンオン
すれば合格です。

 

2)90を切るには、寄せワンがいくつか
必要です。

 

3)80を切るには、寄せワンが必須です。

 

1)のためには、ダフリ、トップ、シャンクさえ
出ず、フェースに当ててまあまあ飛ばせる状態
ならばOKなのです。

100が切れない人は、アプローチでグリーンオン
しないショットが頻発して、必ずそのホールで
大たたきしています。それさえ無くなれば
100切りの1つの条件はクリアです。

 

2)の場合、方向、距離のコントロールが
かなりの精度で求められます。
全ホールボギーで90ですから、
ダブルボギーの数以上にパーを取る事が
80台の条件です。

パーオンできない人は、寄せワンが
必要です。安定して80台を出すには、
通常3~4個は必要ですね。

 

3)の場合は、狙った場所に打てる精度と
正確な状況判断の両方をほぼ完全に
できる必要があります。

難しい状況からのアプローチと
グリーン周りのバンカーからの寄せワンは
確率が低くなるので、それら以外の
アプローチでは、ほぼ寄せワンを取らなくては
70台は、厳しくなります。

ただこのレベルでは、通常パーオンもするので
ダブルボギーを打たなければ、寄せワンは、
5~6個取れればOKだと思います。
(当然ですが、パーオン増えれば、この数は
少なくてすみます。)

 

さて、あなたは、これら3つの壁をクリアするのに、
だんだんと順番に上達していくことが必要だと
思っていませんか?

例えば、
1)まずはダフリ、トップを無くし安定させる
2)次に、精度を上げて、距離感をつかむ
3)方向や、状況判断をしっかりとさせて、
更に距離の調節ができるようになる

 

という具合です。

 

実は、実際にスコアアップに必要なことは、
上記のような段階に細かく分かれていません。

現状がどんなレベルであっても
1:大きなミスを無くす
2:精度を更に上げる

 

やる事は、この2つだけです。

 

大きなミスが出ない、つまり
ダフリ、トップ、シャンク等が
出ないスイングを目指すと、自然と
インパクトが安定したものに向かう
ことになります。

 

ダフリ、トップが出ないという事は、
入射角度が一定で、かつ良い位置になると
いう事で、これはボールの打ち出し角度も
一定することにつながりますので、
高さやスピンも一定する方向へ向かうのです。

 

シャンクやトウやヒールに当たるミスが
無くなるという事は、芯で打てるという事で、
スイング軌道が良くなることを意味しますから、
方向性の確保が果たされます。

 

つまり、大きなミスが出ないスイングを目指して
練習して、大きなミスが出なくなってきたら、
そのままそのスイングを極めていけば、
距離や方向も安定してコントロールできる
ようになっていくという事なのです。

 

このスイング技術ができたら、
次は、次のレベルのスイング技術を学ぶ

その様に考えている方が多いですが、
実際には、そういう段階はなく、
1つの最終型に向かって改善をし続ける
モノなのです。

 

多くの人は、
「プロはさぞかし高度な技術で修正を図るのだろう」
と誤解していますが、ツアープロでも、
アベレージゴルファーでもミスの原因は同じなのです。

 

スイングの問題も、程度は違えど、その内容は
同じです。

 

同じルールのもとに作られている道具を使って
行うスイングの理想形は1つだからです。

”構えた位置に、構えた通りの角度で戻す”

これは、誰にとっても同じなのです。

 

アプローチの距離感を改善して、
スコアアップしたければ、
インパクトを安定させることです。

 

ミスの出づらい形が身に付けば、
自然と距離が調整できるようになっています。

 

逆に、不安定なインパクトでは、偶然以外では
一生距離をコントロールすることは難しいでしょう。

 

距離の調節をしたければ、距離がコントロール
出来なくなるミスを撲滅することなのです。

 

追伸:
(おまけ)
不安定なインパクトのまま、なんとか
距離感を良くしたい方は、明日から毎日
アプローチ練習を500球ほどやると
良いですよ^^

数か月後には、何とか距離が調節できるように
なっているはずです。
(インパクトで微調整する能力が無い方は
一生かかっても出来るようにはなりませんが。。)

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

スコアアップのためのアプローチのコツ” に対して1件のコメントがあります。

  1. 鞍掛 俊夫 より:

    あなたのコメントは全くその通りである。
    的を得ている。

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