ご自分を理解していますか？

あなたもご理解されているでしょうが、
安定してスコアアップするためには、
上手くできない事を減らし、
できる事の精度をアップすることです

 

ただ、上手くなりたいと頑張っていても、
やみくもにボールを打っているだけだと
時間の浪費になってしまいます。

 

誰もが無駄なことをやっているとは
思っておらず、
「色々考えてやっているんだけどな・・」
と思っているわけです。

 

しかし、もし半年前、1年前と比較して
何らかの結果が出ていないとしたら、
それは効率の良い練習ができていない
可能性が高いと言えます。

 

もちろん私は、努力が無駄だとは思いません。
かつて私もそうでしたが、一生懸命に考えて
一生懸命練習すると、それなりの成果が得られます。

 

ただ、ほとんどのゴルファーの目標は、
スコアアップですね？
それを果たすには、それ相当の努力が
求められるのです（量ではありませんよ）。

単に練習でボールを打ち、レッスンに
行っていれば上達するわけではない事は、
よくお分かりでしょう。

 

自分にとっての正解像を理解し
実のある練習をする
やっている事を常に検証し、確認する
こう言ったことが、とても大切です。

 

プレーは楽しいですが、ある一定ラインまで
上達すると、いくらたくさんプレーしても、
それ以上上達につながることは、
出来ないものです。

だからオフシーズンになり、
スイングを修正する時には、
プロでもプレーではなく
打球練習をたくさんするのです。

 

プロでも、アマでも、実のある練習、
つまり効果の出る練習をするには、
まずは「自分を理解する」ことです。
自分を理解するには、以下のようなことを
“常に”考えて、検証を心がけることです。

 

・自分のスイングは、どうなっているのか？
・自分のスイングの良くない癖、傾向は？
・ミスはどういう時に出るか？
・何が問題でミスが出るのか？
・その原因は、どこにあるのか？
・どうすれば、それが解消できるのか？
・上記した点は、本当に正しい見解なのか？
・自分の体には、どんな特徴があるのか？
・無駄な練習をしていないか？
・アドバイスを間違って理解していないか？
・練習するべき点が他にあるのではないか？
・冷静になれない時は、どういう時か？
・困った時にできる対処はあるのか？
・自信を持って確実にできる事は何か？
・やみくもに信じていることは無いか？

 

自分を理解するとは、
自分のスイングの仕組みを理解する
とも言えますが、これには、とても難しい面があります。

 

何が難しいかと言えば、
技術的な仕組みを理解することが
難しいのではなく、自分の常識や考え方、
これらの「こだわり」を変える事が
難しいのです。

 

かつての私もそうでしたが、
意識的か無意識かは別として
「なぜだか、こだわってしまっている」
ことが合ったりするのです。

 

しかし、一生懸命やっても成果が出ない場合は、
そういった事が弊害となっていることは、
よくあるのです。
しかし、自分でそれに気づくのはとても難しいので、
なかなか進まないことになってしまうのです。

 

無駄な「こだわり」にとらわれない為にも、
常に自分をよく見て、練習を検証するべきです。

自分（の癖や問題点、傾向など）をしっかりと
理解していれば、こう言ったこだわりも、
良い事なのか？それとも無駄なのかが、
（冷静になって、自分の考えを
見つめられれば、ですが・・）
分かるようにもなります。

 

反対に、自分のことがよく理解できていないと
「言われるがままやる」
「良くない事でも継続してしまう」
「無駄な点にこだわり続ける」
等が生じてしまいます。

 

安定して良いスコアを出すには、
自分特有のミスを無くすことが必要で、
そのためには、
「どうすれば完全に大きなミスが
出ない状態になれるのか？」を知り
実践することですね？
（＊私はミスをゼロにするとは言っていませんよ。
ゴルフでそれは不可能だからです）

 

そのための、第１歩は、
本当の意味で
「自分を理解する」ことです。

 

自分を理解すれば、自分にとって
本当に必要なことも見えてきます。

 

そうなれば、
・コースで調子悪くなったり、
・疲れてきたり、
・当たらなくなってきたり、
・人に余計なアドバイスをされたり、
・何か気になる事があっても、
無駄なことは無視して、
自分にとって最も必要な点にだけ
集中できるので、スコアを崩さなくて
すむようになるのです。

 

あなたは、ご自分を正しく理解していますか？

 

最後までご覧いただき有難うございました。

 

追伸：
もし自分自身で自分のことが分からなければ、
誰かに聞くことです。
自分よりも他人の冷静な目で見てもらった方が
早く「気づき」が得られるものです。

 

 

 

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida