ゴルフ上達に必要なのは、この2つだけ
これを読んで下さっているあなたは、
ゴルフが好きで、ご自分なりに一生懸命
取り組んでいらっしゃいますね?
そうじゃなければ、毎週のように、こんな記事を
コツコツ読み続けてくださらないはずです(笑)
今回は、私が”大好きなあなた”の頭の中を整理して
シンプルに練習に取り組めるようになるための
ヒントを1つ記します。
ゴルフ上達の方法は、2つしかないのです。
1つは、出来ないことをできるようにする
もう1つは、不安定なモノを安定させる
出来ないことって何でしょう?
・バンカーから脱出できない
・ドライバーが当たらない
・FWが打てない
・ウェッジでシャンクしキチンと飛ばない
・短いアプローチでザックリ
・ショートパットが決まらない
・斜面やラフでちゃんと当たらない
等でしょうか。
では、不安定なことって何でしょう?
全てですよね?(笑)
上級者ほど、全く出来ないことは無くて
不安定なモノを改善したいと思っています。
そうではない人ほど、
出来ないを無くしたいと考えています。
つまり、上達するためには、
まずは、出来ないことを無くして、
その後、それらを安定してできるようになることが
必要だという事です。
出来ないことを出来るようにするためには、
「出来るようになるために必要なこと」を知り、
練習して身に着けることです。
不安定なモノを安定させるためには、
「不安定になってしまう原因を理解し、
それを取り除く方法」を知り、コツコツ
練習することです。
何れも、必要なことは、
やり続けて、完全に出来るようになるまで
到達しないといけない点です。
良い方法を知れば、改善の目途は比較的早くつきます。
ただし、それを身に着けて1度しか打てないコースで
結果を残すには、繰り返し練習して、
「頭で考えなくても体が反応する」
ところまで、もっていく必要があります。
良い方法で取り組めば、時短になります。
適切ではない方法で取り組むと時間がかかります。
しかしながら、いずれでも最終的には、
「出来るまでやり切った人」が勝つのです。
石川遼プロが、コース戦略よりもスイング技術向上を
目指して、狭いホールでドライバーを持ってOBを打ったりして
予選落ちした事がありましたね?
アマチュアに指摘されなくても、どうすればスコアを
落とさなくて済むかは、分かっているのです。
はっきり言って彼ならば、いつでもそうする事は出来るのです。
完璧を求めるものではない、と言うような声も聴きます。
しかし、彼が何を求めているのか?
それは
「今よりも安定して、完全に自信を持って打てるスイング」
なのです。
現状維持で良ければ、何も考えずに普通にプレーしていれば
いいだけです。それで優勝もできるでしょう。
しかし、彼はそれでは満足できないのです。
世界の頂点を本気で目指しているのか?
それは私には分かりません。
確実に言えることは、自分のレベルをもっと上げるために、
試行錯誤して、批判や疑念の声を無視して
努力していると言うことです。
これってゴルファーの鏡ですよね?
彼の中で不安定な面を完全に解消したいと思って
努めているのです。
いつか実を結ぶかもしれませんし、
もしかしたら、このままかもしれません。
頂点にいる人が更に上を目指す場合は、
方法が適切ではないと苦労しますし、
結果に結びつかない可能性もあります。
でも、アマチュアの場合は、どんな方法であれ
「やり切れば」向上します。
求められる精度が違うからです。
フェアウェー近辺に飛ばして、
適当にパーオンするか
アプローチをぼちぼち寄せて
パットを決めればいいだけなのです。
適切な方法でも、そうじゃない方法でも
何れも、たくさん修練して、
「安定して出来るように」なることです。
これに必要なことは、石川遼プロのような
「強い意志」です。
自分に才能があると思うならば、
どんな方法でもOKです。
自分に才能があまりないと思うならば、
適切な方法でやることです。
日替わりメニューで、やる事をコロコロと
変えていたら、いつまで経っても向上しません。
自分にとって適切な方法に巡り合うまでは、
石川遼プロの様に苦労するかもしれません。
しかし、一度それに巡り合えば、
あとは不断の努力です。
あなたならば、必ず壁を打ち破って
次のレベルへ到達できるはずです。
やり切らなければ、
全くやらないのと、ほぼ同じ
それがゴルフの厳しい面ですね
私は、常にあなたを応援しています。
「今週も読みましたよ!」と言って
下さる方にお目にかかると嬉しい限りです^^
最後までご覧いただき、
有難うございました。
本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida