上手く打てるヒント
「これだ!!」
と、つかんだヒントを
「あれ!?
何を気をつけてたんだっけ?」
と忘れてしまった
あなたにも、そんな経験ありますね?
そもそも人は忘れやすいものですので
良いヒントを見つけたら、メモしたり
記録しておくことです
ですから、私達アカデミーのレッスンでは、
その日の練習のポイントを動画で保存して
後からいつでも見返せるようにしています
ですが、今日お伝えするのは、
この様なことではなく
「つかんだヒントの本質を理解しましょう」
ということです。
上手く打てるヒントをつかんでも
それが「上手く機能する理由」を
理解して覚えておかない限りは、
そのヒントは長続きせずに、すぐに
不安定な状態に戻ってしまいます。
逆に、「上手く機能する理由」
つまり【ヒントの本当の意味】を
理解すれば、忘れることもないし、
もし上手く打てなくなっても
またその「ヒントの本当の意味」を
思い出せば、再び良い感触を取り戻せるでしょう
では、これがどう言うことなのか
具体的な例を見ていきましょう。
例えば、スイングの始動、
テークバック(レッドベターはテークアウェイと言います)
を「低く長く」取ることが上手く打てるヒントだと
つかんだとします。
これにより、
バックスイングがゆったりできる
とか、
体重がちゃんと右に乗る
とか
しっかりと体が回せる
など
良い感覚をつかめて、上手く打てるように
なったとします。
次に練習に行った時に、
この「低く長く」を忘れて
いきなりボールを打ち始めると
「なぜかこの前の練習の時の良い感覚が無い」
となりますが、
ふと「そうだ低く長くだ!」と思い出して
また上手く打てるようになる
しかし、やっているうちに「低く長く」を意識しても
「なんか上手く打てないな・・」となってしまう事が
よくあります。。。
なぜでしょうか?
なぜかと言えば、そもそも「低く長く」を
何のために、つまりどういう目的でやるのか?
その理由を理解していないからです。
「低く長く」テークバックするのは、
通常は手や腕で「ひょいっと」クラブを
持ち上げてしまう問題を軽減するための処方です。
つまり大切な主旨は、
「手や腕でクラブを動かさず体の回転で行うこと」
なのです。
(私はこれを【体が親分、腕が子分】と表現しています。)
これを理解せずに、単に
「低く長く」と意図していると
以下のような事が起きてきます。
・インサイドに引きすぎてしまう
・右にスウェイしてしまう
・腕と体がバラバラになってしまう
本来の主旨を理解せずに練習すると
こういった違う問題が起きてしまい、
結果としては、スイングのバランスが良くならずに
ミスが出てしまうようになるのです。
他にも色々とあります。
例えば、
「手打ちの感覚で振るといい!」
というヒントをつかんだとします。
この様な場合は、たいていは
体が無駄に動いていて手首(のコック)が
上手くできていない事が多いのですが、
手打ち!手打ち!と思っていても
上手くいかなくなってしまいます。
大切な主旨は、手首を動かすことで
クラブヘッドを運動させることなのですが、
それを理解していないと、いつしか本当に
腕だけで振る
手で当てに行く
体と腕がバラバラ
そんな風にズレていってしまいます。
ちょっとしたヒントで、
上手く打てるようになることは、
よくあることです。
インパクトってそれだけ繊細で微妙な違いで
変化が出るということなのです。
レッドベターは、いつも
「Small change makes a big change」
を大切にしろ、と言います。
しかし、実際に取り組むと
どんなに些細なことでも違和感はあるし、
全然違うスイングをしているような感覚が
するものですよね。
だから、少しでも当たりが良くないと
続けたくなくなるものです。
だから上手く打てるヒントも
仮に忘れてしまっても、また違うヒントが
出てくると前のモノは、すぐに忘れてしまいます。
しかし、自分のスイングを本質的に向上してくれる
「本当のヒント」は、そうそう変わるものではなく
”常に同じような”ものであるべきです。
もし、今度何か良いヒントをつかんだと思ったら、
そのヒントの「本当の意味」は何だろう?と
考えてみてください。
それが分かれば、あなたは自分自身のスイングを
正しく理解できた事になるので、良い練習を
ずっと続けて、確実に向上していくことができるでしょう。
追伸:
ヒントを伝えるのが私達の仕事ですが、
伝える方法にも技術が必要です。
相手が分かっていると思っても
実際には”ほぼ”理解できていないという事が
当たり前だと認識していないと
「何も伝わらない」ことになり、
結局、成果が出ないことになってしまいます。
私も昔は、この事を理解していなかったので
生徒さんに上手く伝えることが出来ていなかったなと
反省しています。
追追伸:
ゴルフインストラクターは、
全てのレッスンが向上の機会になり、
更なる高みへ、日々進歩していけるように
努力し続けるべきです。
自己満足して、向上を怠ると終わりです。
最後までご覧いただきありがとうございました
本物のナイスショットと安定したスコアupのために
A.Ishida
