vol.301自撮りのススメ

自分がどうスイングしているのか?
それを自分で見て確認することの
大切さについてです。

 

「良いショットを安定して打てるようになる」
これが練習の目的で、そのために何かを
改善しようとして練習をします。

 

その時、自分がやろうとしている事が
「上手くできているのか?」を把握しながら
できると、効率よく練習ができます。

 

ゴルフのスイングは、自分が思っている、
あるいは感じていることと、現実に自分に
起きていることが大きくかけ離れている
ことが多いものです。

 

私は、もう25年くらい前になりますが、
初めて自分のスイングを見た時の衝撃を
今でも忘れません。

 

「えっ!?、これ俺?」

 

と思いました(笑)

自分では、華麗にスイングしているつもりでも
実際はプロのようなスイングとは

全く違うスイング

だったのです。。(^^;

 

そして、それを見て
「これはいかん、直さなきゃ・・」
と思って自分のスイングを自分で撮影
しながら練習するようになりました。

 

それから25年ほど経ちましたが・・・

 

自分のスイングを撮影してみると
今でも「あれ!?おかしいな・・」
となる事があります(笑)

 

注意を怠っていると、すぐにズレて
しまうことがあります。
ほんと成長しません(笑)

 

「完全に固まって、自然にいつも同じようにできる」
そうなりたいのですが、残念ながら、
なかなかそう成りません。

 

そこがゴルフの難しい部分です。

 

上級者になればなるほどズレは少なくなって
いきますが、それでもツアープロも含めて
完璧にはならないのがゴルフのスイング
なのです。

 

ですから、練習の時には、常に
「自分がどうなっているのか?」
それを確認しながらやることです。

 

特に、何かの動作を修正しようとする時は、
より一層の注意が必要です。

 

例えば、バックスイングで
体が右足側にスウェイしているとしましょう。

自分で「右に動かないように、その場で回転」
と言う風に意識してできる人はそれでOKですが・・

 

スイングを撮影して見てみると
「あれ!?まだ動いているな。。」と
なることが多いのです。

 

再度トライして見てみても
「まだ足りないの??」となります。

 

それを続けて、
「もうこれ以上は無理」という位に感じて
それをチェックしてみると、

「へ!?これでちょうどいいの??」
となるのです。

 

人によっては、
「反対に、左足側に動いている気がする」
と感じるくらいになってちょうど良い
場合もあります。

 

自分では努めているつもりでも
実際には、たいして変わっていない

 

これがスイング修正の際の、常識です。

 

ですから、何かを変えようとして、
練習する時には、自撮りを活用しましょう。

 

何かを意識していても、飛球に変化がなかったら
それは変わっていないと判断できます。
映像で見てみると即、確認できます。

 

そして、練習では、
「どのくらい動き方が変化したら、
飛球が改善するのか?」を確認しましょう。

 

セオリー通り
あるいは、
プロのように
あるいは、
目指す動作が完璧に

できる必要はありません。

 

実際には、見た目の変化は少しで
完璧とはなっていなくても
全然OKです。

 

修正したい箇所が、自分の目指す方向
へ修正されていて、飛球が改善すること

 

これが大切です。
映像を見ると、つい “完璧” を
目指してしまいがちですが、
それは不要なのです。

 

映像を見ながら練習する時に
大切な点があります。

 

それは、ダウンやインパクト、
フォロースルーのズレを修正しようと
しないことです。

 

それらは、何回もやればいい感じに
なってくるように感じますが、それと
同じことを1度しか打てないコースで
やろうとしても決して上手く行きません。

 

それらのズレの要因は、必ずバックスイング
にあるのです。

 

ですから自撮りでチェックするのは、
インパクトゾーンのズレを解消してくれる
ようなバックスイングの修正点です。

 

バックスイングの体の位置や、腕や肘、
手首などの動きをチェックしてください。

 

もちろん、どんな風に直せばインパクトが
改善されるのかを理解していなくては
チェックのしようがありませんから、
それはプロに意見を聞いてやって下さい。

 

私は研修生時代、朝から晩まで練習場で、
スイングを撮影してチェックを
繰り返していましたが、全く成長しませんでした。

 

撮影を繰り返していると見た目は変わりますが、
正しい練習をしていなかったので、ショットの
質は、全くと言っていいほど向上しませんでした。

 

どんなに練習しても、焦点がズレていたら単なる
時間の浪費になります。

 

練習場では良くても、1度しか打てないコースで
は、安定して良いショットが打てるようには
決してならないのです。

 

ですので、1度しか打てないコースで
成果の出る修正点を自撮りで確認しながら
練習しましょう。

 

それが出来れば、練習すればするほど良くなる
ということを実感できるようになってきます。

 

今のスマホは、性能がすごいです。
無料のアプリもたくさんあります。
宝の持ち腐れにならないように
活用してあげましょう(^^)

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

本当のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

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