vol.262 即パッティングが上手になる魔法

今日は、パターについてです。

 

先日のレッスンで、初めてパターのレッスンを受講された方が

 

「パターは腕でスイングするものだと思ってました、ははは(笑)」

 

と仰っていて、

 

「????????」とても驚いた私(苦笑)

 

その方は平均スコア80台の上手な方なんです。
だから余計に驚きました。

 

これだけ情報が氾濫しているけれど
1番大切なことを知らないまま
ゴルフをやっている人がいるのだな。。
と考えさせられる出来事でした。

 

ということで、他にもそういう方がいらっしゃるのでは??
と思い、今日はパターについて記していきます。

 

パターの基本は以下になります。

1)スイングの主体は体(肩や胸など上半身がスイングの動力源)

2)体を正しく使えるようにバランス良い姿勢で構える

3)手首や腕が単独で動かないようにグリップは手のひらで握る
*ショットの時とは異なったグリップで握ります。
*握ると言っても強くは握りません。ソフトに。

4)脇を軽く締めて、と言ってもこれも力を入れるのではなく、
両腕の付け根を胴体に軽く付けて一体にする感じです

アドレスはこんな感じです。
左目の下あたりにボールが来ます。
重心は土踏まずにかかり、左足に6割程度体重がかかります。

 

下半身は意図しては動かさず固定します。
胴体と腕を一体にして“回転”してスイングします。

 

手首は固定。
腕は腕自体では動かしません。
腕は、体に動かされるものです。
「体親分、腕子分」です。

 

手や腕主体でスイングすると、軌道やクラブフェースの向きが
微妙に安定しなくなります。

 

練習では、何度も打てるから距離なども
上手く合わせられる感じがしますが、
1度しか打てない本番、特に競技などでは、
とても不安定になってしまいます。

 

体でスイング出来るようになると、
スイング軌道とクラブフェースの向きが安定します。

 

安定すると言うことは、いつも一定になると言うこと。

 

スイングがいつも一定になると、ボールの打ち出しが一定します。

 

打ち出す方向が一定していないと、スライスラインが苦手
あるいはフックラインが苦手など、方向性に不安が生まれてきます。

 

同じ傾斜でも曲がる度合いが異なって感じるので、
どのくらいの傾斜でどのくらい曲がるのか?
と言う読みの基本もズレてしまい、結果入らなくなります。

 

真っ直ぐのラインでも、
ひっかけ気味の人は、左に外し
押し出し気味の人は、右に外し
それらのミスを避けて反対側にも外すようになります。

 

同じ方向に打ち出せるようになるとそういうミスが無くなり
安定してカップインできるようになるのです。
嫌いなラインなど無くなります。
「またフックライン外したよ。。」
などと言うことも無くなります。

 

パターの上手い人は、打ち出し方向が常に一定です。
だからグリーンの読みも良くなり、安定して決められるのです。

 

体でスイングできるようになると、
スイング軌道のことを考えなくても良い軌道になりますから、
真っ直ぐ打とうとかを考えなくても狙った方向に打てるようになるのです。

 

何も考えなくても方向が定まるってどうでしょう?
いいですよね?
そうなれば距離に集中して打てますから3パットも激減します。

 

手や手首でクラブを動かしていると、
微妙に軌道やフェース向きがズレているので
常に「真っ直ぐに打つ」という事に気を使うことが求められますが、

それが無くなると本当に楽になります。
何も考えずに芯に当たるからです。

 

芯に当たらずに転がりが悪い人は、
何とかして「芯に当てよう」とか転がりを良くするために、
「オーバースピンをかける」など工夫をしていますが、
そういったことは一切不要なのです。

 

芯に構えてさえいれば、そこに戻ってくるから
「勝手に芯に当たっちゃう」のです。

 

実際のプレーでは、方向は打つ前にラインだけ
読んでおけばいいので、後は距離だけ合わせればOKです。

 

構えてから、ごちゃごちゃと
色々なことを考えることは不要です。

 

難しいラインなども、
曲がり具合など予想が合いやすくなり
カップインの可能性を高められます。

 

パットに自信が持てるようになると
アプローチで「絶対に寄せいないと」
となることも不要なので、気分的にも楽になります。

 

プロは当然のように体を使ってスイングしています。

 

アマチュアは、まれに手で打ってとても上手い人
がいますが、真似するのは難しいですね。。

 

パットは、手や腕ではなく体を使ってスイングです。
方向性、距離感、どちらも良くなったら良いですよね?

 

ドライバーの飛距離を30y伸ばすのは難しいですが
パターは簡単にスイングが治せます。

もちろんそれなりの努力は必要ですが、正しい方法が
分かれば、あとはやるだけです。

 

才能は不要です。
あなたにも必ずできます。

 

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では、最後までご覧いただきありがとうございました。

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

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