vol.288難しく考え過ぎていませんか?

上手く打つために色々と考えて工夫することは、
よいことです。
何も考えないで失敗するよりも、向上しようと
する気持ちがありますから、上達のチャンスが
それだけ増えるからです。

 

しかし、考える必要のない事を考えてしまうと
上手くいく可能性が減ってしまいます。

 

今回は、余計なことは考えなくてよい
という事について記します。

先日、バンカーのレッスンをしていました。

 

その時、生徒さんが考えていたことは、

 

・バンカーだからバウンスを使う
→その為に、砂にクラブ(バウンス)を
しっかりと打ちつける

 

・振り抜けない失敗が出るから、
しっかりとフォローまで振り抜く

 

・砂を薄く取るために、バックスイングでは
クラブを立てずに、寝かせて上げる

 

・ダフるミスが出るから、ボールの手前5cm
くらいのところを狙って打つ

 

・足場が不安定だから、しっかりと足を砂に
埋めて下半身を固定する

まあ、色々と考えたくなる気持ちは理解できます(笑)
誰しも何とか上手く打ちたいですから。

 

この方は、下半身を固定し、腕でクラブを横に
振り上げてしまい、その反動でアウトサイドイン軌道
でスイングされていました。

 

バンカーショットでスイング軌道がアウトサイドインに
なると以下のミスが出ます。

・ダフリ
・砂が掘れ(取れ)すぎる
・トップ(ホームラン)
・スピンがかからない
・飛距離が出ない
・ボールが上がらない
・シャンク
・振り抜けない
等々

 

ほぼ全ての種類のミスですね(笑)

 

こういったミスを出さないために、その生徒さんは
色々と考えて対処しようとしていたわけです。

 

しかしながら、この方の考えていた対処
「全て」は、スイングの問題が改善されれば
考える必要のないことなのです。

 

バウンスは、意識しなくてもグリップする時に
クラブフェースを開いてから握っていれば
スイング軌道が良くなれば自然と使えるように
なります。

 

振り抜けないのは、アウトサイドイン軌道の
影響なので、スイング軌道が改善されれば
意識しなくても振り抜けるようになります。

 

砂が薄く取れないのもアウトサイドイン軌道
の影響なので、クラブを寝かせて振り上げる
ことも意識不要です。
腕を捻ってクラブを寝かせて振り上げると
アウトサイドインの原因になってしまうから、
この方にとっては、かえって良くない対処です。

 

ダフリも同様にアウトサイドイン軌道の影響
ですから、クラブヘッドを砂のどのあたりに
入れるか?も無視して大丈夫です。
考えなくていいのです。

 

そしてこの方の場合、体を回転せずに腕で
振り上げてしまっていることが問題なので、
腰をキチンと回転してバックスイングする
ことが、アウトサイドイン軌道修正に
必要なことなので、「下半身固定」の
意識も不要です。

 

この方の考えていたことは、みな不要なこと
で、それらのうちのいくつかは、かえって
悪影響だったのです。

 

レッスンでは、腕で振り上げずに、体の
回転で振り上げるようにして、腕を捻って
クラブを寝かせようとしていたことを
やめるようにしました。

 

いままでご自分なりに気にしていた事を
全て忘れていただき、スイングの仕方に
集中して打っていただいたところ、

クラブヘッドを入れる位置を考えなくても
一定の位置に入るようになり、バウンスが効いて
自然と砂が薄く取れるようになり、ダフリも出ず
自然と振り抜けるようになったのです。

 

今まで色々考えてもダフって脱出できないミスが
出ていたのが、色々と考えずにスイングの方法に
集中するだけで、上手く打てて確実に脱出できる
という事が不思議なようでした(笑)。

 

今回は、バンカーを例に出しましたが、これは
全ての分野に当てはまることです。

 

ミスを出さないように、色々と考えることは
良いことですが、根本的な対処ができれば無駄な
ことを考えなくても良くなりシンプルになるのです。

 

何かを注意したり、意識していてもミスが出るのであれば
それは不要なことではないか?と疑いましょう。

 

安定して上手く打てるようになるために必要なことは
せいぜい1つか2つなのです。

 

単純化して、上達速度を早めたいですね!!

 

最後までご覧いただき有難うございました。

 

本当のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

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