vol.289手首の使い方

ゴルフスイングには色々な動作があり
悩みが尽きません。。

 

本当は、ほとんどのことは考慮しなくて
よいのですが、それが原因で上手く打てない
のでは?と思う点は、解消したいものですね

 

今回は普通のフルスイングでの、つまり
チッピングやパッティングのスイング
ではないと言うことですが、
手首のコッキング=手首を折り曲げる
ことについて記します。
*ちなみにバックスイングのコッキングに関してです。

 

バックスイングで手首をコックするか
しないかと言えば、する必要があります。

 

コックしないで打っているプロは皆無ですし、
もし手首のコックをしなかったら距離が全く出ません。

 

既に手首のコックが出来ている人は、
曲げることに意識を持つ必要はありませんが、
フックや左へのミスで悩んでいるならば、
曲げ方を変更する必要があるでしょう。

 

手首のコックは、本来は、自然発生するものです。

 

つまり ”意識して手首を曲げ” なくても
”曲がってしまう” ものなのです。

 

・グリップを握る位置が悪い
・握る強さが強い
・腕を”腕で”動かしている
・正しく体を回転できていない

 

これらの要素があると手首のコックが
自然発生しなくなります。

 

もし上手くコックが作れないと悩んでいたら、
まずはこれらをチェックしてみることです。

確認事項としては、

1,グリップを適切な位置で作り、
可能な限り柔らかくする
2,腕を腕で動かず、体に動かされる状態にする
3,体を正しく捻転してトップに向かう
これら3点です。

 

今まで、手首を意識して”使わない”
あるいは、”固定”していた方は、自然発生が
難しい場合があります。
その場合、意図して手首を「曲げる」必要があります。

 

手首のコックを作ろうとして、あるいは
手首の曲げ方を変えようとして、
最も起きてしまう可能性の高いミスは、

 

”手首を曲げようとして、腕を動かしてしまう” 

 

ことです。

 

机などの上に肘から手までを置いて
手首だけを曲げてみましょう。
それが正しいコッキングです。

 

この時に、
肘を支点に腕を上げてしまう
あるいは、
腕自体を机から離してしまう

これらが最もよくある間違いです

 

動画でやってみましたのでチェックしてみてください

 

手首を使ったり、コックしようとすると
上手くいかないと言う方は、このどちらかの
問題が起きているのです。

 

腕は体によって動かされるモノであり
自分で腕を動かすものではないのです。

それをやってしまうという事は、軌道から腕を
つまりクラブを外してしまうということで、
インパクトで何かしらの調整をしない限りは
真っすぐに飛ばない状態を、
自ら作っていることになるのです。

 

手首は曲げ(動かさ)なくてはいけない
けれど ”腕” は動かしてはいけない
これがコッキングの真実です。

 

こう聞くと難しそうですね(笑)
でも、実際には複雑なことではありません。

 

手首のコッキングが上手く使えない人は、
その原因が必ずどこかにあるのです。
その1点を解消すれば、ショットが安定します。

 

もし手首の動きが気になるならば、まずは
上記した点を点検してみましょう。

 

どれもすごく大切なスイングの基本ですので、
これらが上手くできれば、手首のコッキング
が上手くできるようになるだけではなく、
必ずあなたのスイング自体に良い影響を
もたらしてくれるでしょう。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

本当のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

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