vol.309色々やっても安定しない理由

良いスコアでプレーしたい

 

そのためには、飛距離が出ても曲げたらダメなので、
曲げずに、真っ直ぐに飛ばしたい

 

でも色々やっても、
なかなか良くならなず安定しない

 

仕方ないから、すごく軽く振って、飛ばさずに
なんとか真っ直ぐ打てる方法でプレーする

 

そんな風に対処している方がいました。

 

この方は、

 


飛ばないから気持ち良くないけど、
普通に打って飛距離が出てOBになるよりは
マシだから、仕方ない。。。

でも、これではつまらないし、
限界があるよなぁ〜

 

と感じられていたようです。

 

たしかに80台はなんとか出せても、
70台は厳しいですかね。。

 

仮にスコアが出ても、常にハーフスイング
のような感じでプレーしていたらつまらないですし。

 

特にこの方は、普通に打てば250ヤードは出るのに
軽く振って200ヤードくらいでやっていましたので。

 

色々やっても安定しない

 

その理由は、単純です。
インパクトが安定していないから。

 

この方のスイングを動画で見てみると、
インパクトゾーンでは、
とても良いスイングプレーンをしていました。

 

他に2箇所ほどレッスンに通っているみたいで(笑)、
そちらでは、色々取り組んでも改善が
見られないとのことで、私のところに
来てくださいました。

 

基本的なミスは、
ドライバーでは右
アイアンではダフリ

 

ダウンの初動動作がズレていて、
それをインパクトゾーンで体を起き上がらせて、
上手く調整してクラブをスイングプレーンに
戻して打っていました。

 

一見すると、プレーンがいいから、
他のレッスンでの診断は

「あまり大きく問題ではない」

と言うことで、

少し起き上がっているから、
起き上がらないように。

 

ハンドファーストになっていないから、
ハンドファーストに、とか

 

軽く打てば曲がらないから
「力まないように」

 

などの対処で練習していたようです。

 

しかし、本当に問題がなければ、
ボールはまっすぐ飛ぶのです(笑)

 

この方の問題は、

 

まっすぐ飛ばしたい
安定して打ちたい

 

と言う思いから、

 

体の位置をずらさないように
固定してスイングする

 

と言うイメージから発生していました。

 

そう、

 

体が親分、腕が子分

 

ではなく、
完全に【腕主体のスイング】だったのです

体を動かしてはブレると思っていたのを
私が、「体を回転しなくてはいけません」
とお伝えして、練習していただいたので、

「こんなに体を使って、真っ直ぐに飛ぶ
のが、理解できないです」

「見た目も、すごくいいですね!
前傾を維持して打てたのは、たぶん
初めてです!」

と仰ってました(笑)

 

安定しない要因は、手で調整して打っている
ことにあったのですが、それを

「意識してやらないようにする」

 

こういう処置では、上手くいきません。
大切なことは、

「腕を使って調整して当てざるを得ない」
状態を解消することなのです。

 

ゴルフボールは、動きません。

動かないがゆえに、構えた位置に
戻ってこないといけません。

スイングが何かしらズレていると、
構えた位置に戻す(つまり、ボールに当てる)
ために、インパクトで“調整”する必要が出てきます。

 

ズレた位置から目標に向かって飛ばすためには、
調整せざるを得ないことは、理解できますね?

 

なかなか安定しない本当の理由は、スイングに
ズレがあり、インパクトで調整して打たない限りは
まっすぐに飛ばない状態であることにあるのです。

 

インパクトは、わずか1/2500秒。
ズレた位置から調整しながら毎ショット
まっすぐに良いショットを打つことは、
人間には難しいことだと理解できますね?

 

どんなに良い形や、位置、プレーンなどに
見えても、ミスショットが出るという事は、
必ず、どこかにズレがあります。

 

上級者ほど、そのズレは小さくなるので
見落とされがちです。

 

あなたが、もしあなたのコーチに

【良い位置(プレーンなど)だから大丈夫】

と言われていても、プレーの時に
ミスがなかなか減らないとしたら、
問題が見落とされているかもしません。

 

そんな時は、スイングを始動から点検しなおして
みることです。
前半部の問題を解消できれば、必ずその後の
スイングの位置が改善してきます。

 

インパクトを繰り返し安定して良い状態で
迎えるには、そこまでの過程を整える
ことが必須なのです。

 

それができずに、表面をとりつくろったり、
感覚的な対処をしていたのでは、練習では
良くても、一度しか打てないコースでは
決して安定して良いショットが打てるように
は、ならないでしょう。

 

頑張って色々と練習しても、あまり改善が
見られなかったら、思い切って視点を変えましょう。

 

我々みな、あと何年ゴルフができるか分かりませんが、
無駄な練習をしている時間はあまり無いですね?

 

効率良く練習して、早く良いスイングに
なっちゃいましょう。

 

あなたが「どう練習するか?」

 

今後のあなたのゴルフは、全てそれに
かかっています。

応援していますよ^^

 

最後までご覧いただき有難うございました

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

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