vol.320情報を鵜呑みにしていませんか?

今回の記事は、
「情報をそのまま鵜呑みにしない方がいい」
という内容です。

先日レッスンにいらした方は、何個もの
会社のオーナーでいらして、全体で何十億もの
年商という経営者の方でした。

 

全てをご自分で立ち上げて経営されている
という事で、レッスンの合間に
ビジネスのお話をお伺いしました(笑)

 

その方、「情報を鵜呑みにしてはいけない」
と仰っていました。

 

一般的に言われている事が良いとは
限らない。反対に、あまり耳にしないことでも
良い事もたくさんある。

 

専門家の見解を聞き、自らも吟味し
真実を知らなくてはいけないとのこと。
その意味では、日本の多くのマスコミの情報は、
偏っていて、報道する側の立場があるから
あまり信頼できない

 

と言うことでした。。

お話をお伺いして、ゴルフも
全く同じだな~と思ったのです。

 

昨今は、雑誌、WEB、YouTubeなど
ほんとうに情報があふれています。

 

良い情報もあれば、そうではない物も。

 

ゴルフの場合、良い情報であっても
それが必要じゃない事の場合、悪い情報になって
しまう可能性があります。

 

理屈としては、合っていて正しい事でも
スイングの仕組みによっては、かえって
そうしない方が良いという事が多々あるのです。

 

ゴルファーがその良し悪しを判断することは
とても難しいです。

 

おそらくほとんどの人にはできないと思えるくらいです。。。

私もかつて研修生だった時には、素人よりは
色々とゴルフのことが分かっている”つもり”
でしたが、スイングに関しては、

「全く」分かっていませんでした。。。

 

こうあるべき

 

こうした方が良い

 

そう言ったことは、ほとんどと言っても
いいくらい役に立たないことが多いのです。。。

 

多くの情報は、一時的に上手く打てる
ことはあっても、それがずっと継続して、
いつも良い状態に導いてくれるという
モノではない事がほとんどなのです。

 

肩を回せ
(もともとそれが出来ている場合は)
→回りすぎになります。

頭を残せ
(もともとそれが出来ている場合は)
→体重が残り、振り抜けなくなります。

体重移動しろ
(もともとそれが出来ている場合は)
→動きすぎて不安定になります

右ひざは踏ん張って動かすな
(もともとそれが出来ている場合は)
→腰が正しく回転せずに別の問題が起きる
→パワーが出ない、腕で振り上げて軌道がズレる
等々たくさんの問題が発生します

まだまだ無数にありますが、これらの様に
それ自体の概念は間違いではなくても、
それが必要のない人が取り入れようとすると
かえって害になってしまうことがたくさん
あるのです。

 

ゴルフに関する場合、ルールや状況判断、
メンタル対処などは、誰にでも役立つ
情報と言えます。

 

ですが、ことスイングに関する情報は、
どれを採用して、どれを採用しないほうが
よいのかは、千差万別。

ゴルフスイングは、十人十色で、
特性が、みな異なっているからです。

 

人の顔や性格がみな違うように、
ゴルフスイングも、みな違うのです。

 

このことが理解できていないと、
かつての私のように、無駄な練習を
たくさんやる事になってしまいます。

 

上記したように、肩の回転のことは考えなくていいのに
それに関する練習をしたりという具合です。

 

みな上手くなりたいから、一生懸命取り組むのですが、
残念ながらゴルフに関しては、いくら一生懸命やっても
必要のないことをやった場合、全く無駄な行為となって
しまいます。。。

逆効果なこと、つまり下手になることも
しばしば。。

もし練習すればするほど上手くなるスポーツだったら、、、

おそらく私は、誰よりも上手いゴルファーだと思います(笑)
練習だけは、誰にも負けないくらいやりましたから。

 

しかし悲しいかな、そうではないのです。。(^^;

 

情報を鵜呑みにするのではなく、吟味してください。
そして「これは良いことなのかな!?」と思ったら
試す前に、信頼できる人に聞いてみましょう。

 

自分よりも詳しい人、その道の専門家に聞けば
良い判断を下してくれるはずです。

 

ただし、ゴルフスイングに関しては、
どんなにその人が上手くても、
アマチュアに聞いてはいけません。

 

そして、プロでも全くと言っていいほど、スイングに
関して理解できていない人が唸るほどいます(笑)ので
そういったプロに聞くのもご法度です。

 

もしこの記事を読んでいるあなたが、何か
「このスイングのやり方はどうなんだろう?」という事が
あって、身近に聞く人がいない場合、コメント欄に書いて
下さい。

 

その情報があなたにとって有益か、そうではないかのヒント
くらいは差し上げられると思います^^

 

情報を上手く生かせるかどうかも含めて、
全ては自分の選択です。

 

良いものを選択し、効率よく上達していきましょう^^

 

最後までご覧いただき有難うございました。

 

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

vol.320情報を鵜呑みにしていませんか?” に対して2件のコメントがあります。

  1. 白井裕子 より:

    ドライバーを曲げて林から出すだけになる事があります。一打 多く打ちますからダボになってしまいます。

    ドライバーを療す為に100ヤードを真っ直ぐ打つ。
    150ヤードを真っ直ぐ打つ。
    フェースが直角に戻る感覚を掴んで最後はフルショットをする。

    と言う練習法を先日、目にしました。
    いかがなものでしょうか?

    白井裕子
    現在 月に1度
    黒川プロに習っています。

    1. レッドベターゴルフアカデミー より:

      白井さん

      いつもレッスンをご利用くださり有難うございます。

      コメントに気付くのが遅くなってしまいスミマセン。。

      この練習自体は、「小さくスイングして良い動作を覚える」という主旨のものであり
      良い練習だと思います。

      ただし、曲がる要因がどこにあるのか?
      それが分からない、あるいはそれを放置してやる状態ですと、

      「小さく打つ時は真っすぐに飛ぶけれど、フルスイングしたら曲がる」

      という状態を抜け出せません。

      ですので、フルスイングした時に曲がる原因を突き止めて、その原因となっている動作を
      減らすように練習することです。

      その練習の時に、例えば100y打つ、というのを利用したら良いのではないでしょうか^^

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