vol.321逆効果な修正

今回は、スイングを直すときに
「本能に負けないように」
という事をお伝えします。

 

スイングを直す場合、何か気になる点や
直したい部分があると、当然その部分を

 

もう少しこうしたい

 

と思って修正を図ります。

 

何か問題がある部分を減らして改善したい

 

これはいたって普通のことであり何も
間違ってはいませんね?

 

しかしながらゴルフスイングを直す場合には、
この本能に従って修正をするとかえって逆効果、
つまり上手く修正できないことがあるのです

 

例えば、先日レッスンにいらしたNさん

 

ダウンスイングがアウトサイドから下りてしまうので
なんとかインサイドから下ろしたいと頑張っていました。

 

インサイドから下ろそうとして、その助けに
なるだろうと、

 

“バックスイングもインサイドに”

 

引いてしまっていたのです。

 

イメージしていただくと分かるかと思いますが、
インサイドとは背中側です。
振り下ろすときに、背中側から下しやすいように、

 

振り上げる時もそちらへ振り上げてしまって
いたという事です。

 

「下りてくるときの方向へ振り上げた方が
そちらから下りやすいだろう」

 

これまさに本能ですよね?

 

これが今回の記事の「本能に負けないように」
という事なのですが、

 

Nさんは、なんとかインサイドから下ろしたいと
意識していたわけですが、実際には、
インサイドから下ろそうと意識するのではなく、

インサイドから下りない要因

これを無くすことが大切なのです。

 

いつもお伝えしているように
何かの問題があってアウトサイドから下りて
いるものを、その原因を放置したまま、
直したい部分だけを意識して直すことは、
難しいし、ほぼできない事なのです。

 

Nさんの場合、バックスイングで
クラブヘッドをインサイドに動かして
しまっていることが、まさに

 

”インサイドから下りない原因“

 

だったのです。。。

 

インサイドから下ろしたいからと
そちらの方向へ振り上げる。

 

これが返って逆効果になり、よけいに
アウトサイドから下りてしまう原因となっていて

 

Nさんは、
「なかなかアウトから下りるのが直せません」
と仰っていました。

 

そりゃそうですね(^^;
アウトから下りる原因を助長していたのですから。。

 

本能に逆らって、バックスイングではインサイドに
上げないようにして練習した結果、ちゃんと
インサイドから下りて、ドローボールが
打てるようになったNさん

 

本能に負けないようにしないといけない
「これは精神修行ですね・・」と仰っていました(笑)

 

その通りだと私も思いました^^

 

飛ばしたいから
”強く打つ”

飛ばしたくないから
”弱めて打つ”

これらも本能に逆らって対処しないと
いけない典型ですね(^^;

飛ばないから、トップを大きくする

とか

曲がるから、あまり動かないようにスイングする
手首を使わないようにする

とか

ダフらないように上から打つ

とか

色々豊富です^^;

良かれと思ってやることが
かえって害になってしまうなんて、
なんて面倒臭いスポーツなんでしょうね。。

もっと簡単で、単純ならば誰もが
楽しくできるのに・・・

 

という事で、今回はこれで終了です。

 

スイングの問題に対処する場合は、
本能に従ってやるのではなく、
まず「問題の原因を見つける」ことです。
それでその「原因を減らす」こと。

これがレッドベターが世界一成果を出してこれた
手法であり、スイングを本質的に改善できる方法なのです。
しかしインストラクターでも
「本能に負けてズレている部分を修正」
してしまう人のなんと多いことか。。

 

全ては、修行です・・(笑)

最後までご覧いただきありがとうございました。

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA