vol.324コンパクトなトップの作り方

今回は、いかにしてバックスイングの無駄を
無くすか?についてです。

 

*ちなみに当アカデミーでレッスン受講経験のない方
のために記すと、バックスイングが改善するとインパクトが安定します。

 

先日の生徒さんで、
「トップで無駄に振り上げてしまい、ミスが多いので
コンパクトにするようにしています」という方がいらっしゃいました。

 

その方は、「多少ミスが減る感じがします。
飛ばないんだけど・・」と仰ってました。

 

もしあなたが、
バックスイングは大きく振り上げる、
トップは高く、
腕は伸ばす、
できるだけ肩を回す、
などを考えてやっている場合、

 

それらを止めたら無駄が減り、スイングの
質が向上する可能性があります。

 

でも、意識しているわけではないのに、
勝手にトップが大きくなってしまう、
オーバースイングになってしまう。

 

その様な場合は、冒頭の方と同様に、もしコンパクトに
できても飛距離が出なくなってしまうでしょう。

 

そして、コースでは「つい大きく振り上げてしまい」
ミスショットが出てしまう事態は避けれないでしょう。

 

そもそもバックスイングが大きくなり過ぎてしまう、
つまりコンパクトにできない事には、理由、原因が
あるのです。

 

例えば、
体を回転する際に、下半身に抵抗がない
そもそも腕で振り上げている
肘が曲がり過ぎる
腕をひねっている
手首のコックがない
切り返しのタイミングが遅い
等々
まだまだ、いくらでもあります。

 

いずれにせよ、トップが大きくなってしまう要因を
見つけて、その部分を修正しないと治りません。

 

何かの問題を「意識してそうならないようにする」
これは、とても効率の良くない修正方法です。

 

治ればいいですが、たいていの場合は、
「意識しているけれど、できない・・・」と
なってしまうでしょう。

 

コンパクトなトップを作るには、

1,セットアップを正す

2,Body Swing、つまり体が親分のスイング
(腕は、それ自体では動かさない)をする

3,自身特有の無駄な動き、修正するべき動作を直す

 

これです。
これで99%の人は、コンパクトなトップが作れます。

 

ぱっと何かを意識して、急にトップがコンパクトになり、
夢の様に良いスコアが連発する
その様なことは起こりませんね?

 

そういった事は言っていなくても、世には
実態はそういった内容のものが多いですね?

 

それをいくら試しても、あなたのスコアは
決して安定して良くなることはありません。

 

これを読んで下さっている方の多くは、
本質的な向上を望んでいる素晴らしい方ばかりですので
あまりそういった心配はしていませんが(笑)

 

さて、コンパクトなトップとは、腕の無駄な動きが無い
トップのことです。
単に少ししか回転せずにトップを小さくしても、
飛ばないだけでゴルフがつまらなくなります。

 

飛距離と方向性を両立するには、

体は、しっかりと捻転
腕は、体の動きによって“動かされる子分”

 

こういった状態を作ることです。

 

最後に、注意点を。

誰しもがコンパクトなトップを目指す必要はありません。
それ以外の点に注力したほうがいい方もたくさんいます。

もちろん、もっと大きく回転してバックスイングを
大きくした方が良い方もいますよ^^

 

こういった記事は、「それを読んで上手くなろう」
ではなく、ヒントを得る、本質を知る、それで
自分の練習を正しい方向に向ける、
その様に利用しましょう^^

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

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