vol.337距離の長いティーから上手くプレーする方法

最近よく生徒さんに、

「レッスンを受けるようになって
おかげさまでハンデが上がったので、
嬉しいのですけど、、

今までレギュラーでプレー
してたのが、バックからやる機会が
増えてスコアが悪くなってきました(笑)」

 

とか

 

「ハンデが減ってBクラスから
Aクラスになったので、フルバックから
やらされるから厳しい厳しい(笑)」

 

などと仰っていただくことが
増えました。

 

みなさん嬉しい悲鳴ですが、実際には
1つの壁ですね^^;

 

距離の長いティーやコースで
求められるのは何だと思いますか?

 

「飛距離」

 

と、普通思いますね?

 

でも実は「今まで以上の正確性」
なのです。

 

もちろん、
飛んだ方が良いに決まってます。
しかし、急に飛距離が出るように
なると思いますか?

 

なりませんね^^;

 

距離が伸びて、スコアが悪くなるのは、
2打目に持つクラブが長くなるからです。

 

同じように振って同じようにミスしても
クラブが長いとミスの度合いが大きくなるのです。

 

例えば、今までは2打目を8番アイアンで
打てていたのが、急に6番やUTを
使わなくてはならなくなります。

 

そうすると、8番ならば少しのミスで
すんでいたのが、急に当たり損なったり
大きく曲がったりとミスが大きくなる
可能性が増えてしまうのです。

 

プロも含めてゴルフでは、長いクラブほど
ミスの度合いは大きくなるのです。

 

ですから、バックティーや距離の長い
コースで良いプレーをするには、
「ミスせずに真っすぐに打つ」という
ゴルフの神髄が求められるのです。

 

つまり、今まで練習してきた
「スイングを安定させる練習」
を更に継続して、今まで以上に
ミスを減らすことに努めればいいのです。

 

特別なことをする必要はないのです。

 

アメリカに行って失敗して帰ってくる
プロのように、距離が伸びたからと言って
飛距離を求めてしまったら、終わって
しまいます。

ですから、もしあなたが同じような
境遇になっていたら、
スイングの正確性を更に上げることに
努めましょう。

 

良いインパクトで芯でとらえて、
真っ直ぐに打てれば、距離も出ます。

 

仮に、距離が足りなくても、真っ直ぐに飛べば
バンカーなどに捕まることもなく、
花道に止まって易しいアプローチを残せるのです。

ホールの形状によっては、転がって
乗ってくれることも出てきます。
そうすれば、長めのパットを2回で
決めればパーですね?

 

さて、スイングの精度を上げることと同時に
もう1つ大切なことは、ショートゲームの
精度も上げることです。

 

距離が長くなったら、当然グリーンオンの
回数が減ります。そうなるとショートゲームの
精度を高めないとスコアがすぐに悪くなって
しまいますね?

 

距離が延びるとミスしてグリーンを外す距離も
大きくなるので、アプローチが良くないと
スコアは出せません。

 

ということで、距離が伸びても急に路線を
変更せずに、スイングの精度を高めて
ショートゲームの質を向上してください。

 

それが、距離の長いティーから
上手くプレーするための方法です。

 

追伸:
飛距離をあきらめろ
と言っているわけではないですので
誤解のないように。

スコアのために飛距離を出すには、
”意識せずに”

「勝手に今までよりも飛んでしまう」

状態を作ることです。
これについてはまた別の機会に。

 

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

 

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

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