セオリーに反してもいいの?(2)

先日、

セオリーに反してもいいの?(1)

という記事を書きましたが、
今回は、その追記です。

 

結論からお伝えすると、
柔軟性や、怪我の影響、体の特性等で
スイングをセオリー通りにできない方は、
「自分なりの工夫をしても大丈夫ですよ」
と言うことになります。

病気や怪我、その他の影響で

・骨が曲がっている
・関節が曲げられない、硬い
・骨盤などの位置や向きがズレている
・左右の脚の長さが違う

等々、人によって色々あります。

他には、体が極端に硬いとか、柔らかいとか、
筋力がないとか、痩せている、太っている、
背がすごく高い、低い、腕が長い、短い、
こう言った点も色々あります。

例えば、
右脚の方が左脚よりも長い方がいます。

右打ちの方の場合、アドレスでは、
左サイド(肩、腰)は、右サイドよりも
少し高い位置にセットするのが普通です。

 

左右の脚の長さが均一で、骨盤も
傾いていなければ、左サイドを少し高い位置に
セットして構えることも大変ではありません。

 

これが、右脚の方が長くなると
どうなるでしょう?

そもそも右脚が長いという事は、
右腰の方が左よりも高い状態なので、

何も対処せずに構えたら、右サイドが前に出てしまう
状態になりやすくなります。

右肩や右腰が、目標線に対して左サイドのそれらよりも
前に出ていたら、目標の左に向くことになりますね?

 

そのままスイングしたら、スイング軌道は
アウトサイドイン軌道になりやすくなります。

 

この場合、脚の長さが均一な人と比べて、
かなり左肩や左腰を上げるようにしないと
うまくアドレスできなくて、

「なかなかアウトサイドインが治らない」
という事になってしまいかねません。

 

これは脚の例ですが、実際にはこう言ったことが、
全ての要素に関してあるわけです。

 

しかも、1つだけとは限らずに、複数の
要素を含んでいる可能性もありますね?

 

あなたがもし、
「なかなか思ったようにスイングできないなぁ〜」
と感じていたら、

もしかしたら練習不足や才能不足が原因
ではなく体の問題かもしれません。

もしそうならば、
自分の体の構造には、
どんな特性があるのか?

とか、

筋力は?
柔軟性は?
等々を把握しないといけませんね

そしてそれに応じてアドレスやスイング
を調整することです。

もしそう言った調整が上手くできて、
思ったようにスイングできたら
どうでしょう?

おそらく今まで分からなかった、
自分のスイングの謎が解けて、
とても気持ちよく安定して打てるようになれます。

ほんの少しの違いで、大きな違いが生まれるのが、
ゴルフスイングであり、インパクトなのです。

ちょっとした体のズレや特性を見逃さずに
練習に取り組んでみてください。

体を使ってやるスポーツですので、
自分の体の特性をしっかりと
把握してやりたいですね^ ^

ちなみに最もよくある例としては、
体格のいい方が挙げられますが、
(太っているとは言ってませんよ笑)

 

こう言う方は、トップがかなりコンパクトに
ならないといけません。
上半身に筋肉がたくさんついている方も同様です。

他人と同じスイングを目指すと
なかなか安定できません。
自分のスイングを極めましょう。

 

 

最後までご覧いただき、誠に有難うございました。

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

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