最適なグリッププレッシャーとは?

グリップをどのくらいの強さで握るべきか?

 

・下3本指はしっかり
・ゆるゆる
・小鳥を握りつぶさないくらい

 

色々と言われていますね。

 

一般的には、最も強く握るのを
10段階の10としたら、3くらい
が良いとされています。

 

私は、そもそもグリップは
”握らない”くらいで良いと考えています。
以下に理由を記していきますね。

 

グリップのプレッシャーが問題になって
しまっている人の多くは、強く
握ってしまっています。

 

グリップを強く握ると、
・力む
・体が上手く使えない
・腕や手で振り上げる
・手首の動きが阻害される
等の問題が頻発します。

 

更には、
・ヘッドスピードが出ない(飛ばない)
・クラブヘッドを感じ取れない
(斜面に対応できない、とんでもない
ダフリやミスが出る)
・スイングの調整ができない
等の問題も起こりえます。

 

まれにトップでグリップを離してしまい
緩んでしまっている人がいますが、
こういった場合、強く握るのではなく
手とグリップが接地している状態を
保てばいいのですが、多くの人は
この問題よりも握りが強いことが
問題となっています。

 

手の大きさに合ったグリップの太さ

 

これが大切な点なのですが、これが適切ならば
正しい位置でグリップを作れれば、
意識的には、”ほとんど握らない”状態でも
大丈夫です。

 

プロや上級者に
「グリップは、どのくらいの強さで
握っていますか?」と聞いたら、

「~くらいかな」という答えは返って
くると思います。

そこで
「では、実際にスイングする時に
~くらいの強さで握った状態を
意識していますか?」と聞くと

おそらくほとんどの人は
「意識はしていない」と
答えると思います。

 

つまり無意識です。

試しに、どのくらいでもいいので、
「~くらいの強さで握ってスイング」
という風にしてみましょう。

 

グリップを強く握り過ぎている場合は、
それが普段よりも軽く弱い方になっていれば、
「こんな軽くていいのか」と感じます。

 

またグリップのプレッシャーに問題が
無い人は、かえって無駄な緊張感や
”こわばり”を感じるでしょう。

 

現状がどうなっているかによって
異なるという事ですが、
強く握ってしまっている人は、それを
弱く軽くするべきなので、

「この程度でいいかな?」とせずに
これ以上は抜けないというくらいに
しましょう。

つまり
”握らない”
で、合わせる(接地させる)だけです。

 

私の20年以上のレッスン経験の中で、
グリップを強く握っている方に、

できるだけ「弱く、ゆるく、軽く(表現は色々ですが)」
してください、とお伝えして弱くなり過ぎてしまう方は
1人もいらっしゃいません(笑)

 

ほとんどの方は、なかなか思い切り
弱くはできないものです。

 

ですので、私のおすすめは

”握らない”

なのです。
これならば、そもそも力を入れませんね?

 

私は、
どのくらいの強さで
“握る”
という考え方自体、
強く握ってしまう人には、
意味がないと感じてきました。

 

問題ない人は、無視
強い人は、握らない
緩んでいる人は、離さない

 

これが最適なグリッププレッシャーです。

 

最後までご覧いただき有難うございました。

 

追伸:
先日のレッスンの生徒さんが、
「明太子を握り潰さないくらいですかね?」
と仰ってまして、なかなか良い例えだな~
と思いました(笑)

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

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