競技で良いスコアを出す方法

アマチュア競技には様々な種類があります。

 

「関東」「日本」等が付くいわゆる「公式競技」
と言われるものから、各クラブの月例競技、
あるいはダブルスとかチーム戦、その他色々、
比較的気軽に出られる大会まで多種多様。

 

出た経験のない方は、理解しづらいですが、
競技でのプレーは、普通のプレーとは異なります。

 

本当の意味では同じですが、何が違うかと言えば
プレッシャーの大きさが異なるのです。

 

競技で結果を出すには、
緊張した場面で「確実にできること」を持つことです。

 

プレー経験豊富な人でも、緊張感を無くすことは
できません。

競技の規模、格に対して、圧倒的な実力があれば、
プレッシャーをほぼ感じずにいつも通りのプレーが
出せますが、微妙な実力の場合は、プレッシャーが大きくなります。

 

その様な時に、良いスコアを出す、つまりミスをしないためには、
「確実にできること」をどれだけ持っているかが勝負となります。

 

例えば、
フェアウェーが狭いコースならば、ティーショットを
確実に次打が打てる所へ運ぶ力

 

グリーンが難しければ、パッティングの読みと
ストロークの正確さ

 

距離が長ければ、アプローチの精度
短ければ、グリーンを狙うショットの精度

 

ちょっとしたミスですぐにボギーになってしまうのが、
競技でのゴルフです。
*ダブルボギー以上は問題外(^^;)

 

普段から、不安な要素がある場合、

例えば、バンカーから出ない、あるいは
飛びすぎる可能性が少しでもある

 

アプローチも、微妙にダフる、距離が合わない
トップ気味が怖い等々
通常のプレーではあまり目立たないミスでも
競技になると「手痛いミス」となりえます。

 

予選通過にあと数打という事もよくあること。
プレー後に振り返ってみて

「あの1打が無ければ・・」ということは
よくありますね?

 

しかしながら、ちょっとしたミスでも
それをしてしまうのが、現状の実力なのです。

 

予選を通る人、上位入賞者、勝つ人、
時に運もありますが、皆、
ミスを最小限に抑えて堅実にプレーしています。

 

逆に、思ったようなスコアが出せない人は、
実は、普段のプレーに怪しさ(不安定さ)が
出ているのです。

 

普段ならば、なんとか誤魔化せているのが、
競技になると顕在化してしまうという事です。

 

いついかなる時もできる事
これが本当の意味での実力です。

 

色々な面を全て同時に強化することは
出来ませんので、何でもいいので自分の
ウィークポイントだと思える点

 

その点を、コツコツとひたすら確実に
できると思えるまで練習しましょう。

 

少しのミスも許さずに(本当にそうかは別として)
自分の中では「完璧にできる」と思えるまで
やり切ることができるかどうか。

 

それをやった人だけが、本当の意味での実力がついて
競技でも結果を出せる人です。

 

既に得意分野がある人は、それを別の分野へ
生かしてみましょう。

 

何もないと感じる人は、大きなミスが出る部分
特にショートゲームでミスが出る分野を
改善してください。

 

言うは易く行うは難し

 

これが本質です。

 

少し厳しいですが、
「まあまあやったかな」という満足感=全くやっていない
なのです。

 

完全にやり切って、どんな時も
ほぼできるようになった=練習した
です。

 

これを目指してやっていきましょう(^^

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

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