状況判断のコツ

今回は、プレーの際の状況判断のコツ
を1つお伝えします。

 

ゴルフは、カップに近づく程、
状況判断の大切さが増します。

 

ミスの許容度が減ってくればくるほど、
状況判断のミスが、結果に大きく影響するという事です。

 

パターで判断ミスすれば入りませんし、3パット
も出ます。
アプローチで判断ミスすれば、やはりミスショットか
寄らないという結果です。

 

ドライバーならば、判断ミスをしたとしても、
良いショットを打っていれば、通常は
そこまでの被害にはなりませんし、
セカンドショットでもそうですね。

 

さすがにOBや池などのペナルティーを見落としたら
大きな痛手となりますが、そういうミスはあまり
ないのが一般的です。

 

しかし、アプローチでグリーンが高い位置にあり、
ボールも左足上がり斜面にある時など、
うっかりしたらすぐにショートのミスが出ます。

 

こう言ったグリーン周りでの状況判断を
どうすれば向上できるでしょうか?

 

結論からお伝えすると
「打つ前に、頭の中で打ってみる」
事です。

 

例えば、上記した左足上がりのライ

打つ前に
「SWでいつも通り打ったらどんな弾道かな?」
「AWは?PWだと?」という具合です。

 

クラブだけはなく、
ボール位置を、
「もっと左に置いたら?」
「右は?」

 

方向に関しても
「そのまま打って真っ直ぐ行くの?」
「右に向いて打つと?」
等々

 

あとは、
「自分がその状況で良く出すミスは?」
と考えてみるのもいいです。

 

そのミスを絶対に出さないためには、
「どうスイングするべきか?」
あるいはスイングに自信が無ければ
「とりあえず大ミスしないで、しのぐには
別のスイング、別のクラブでやるのはどうか?」
と考えてみるのです。

 

本当は、こういった事前の考察は、今までの経験で
トライ&エラーを繰り返して、それに要する時間を
短縮しておく必要があるのと、練習で実際に打って
試しておく必要もあります。

 

この様に考えたことの無い人は、「その場で考えてから
やってみましょう」と言うのが今日のコツです。

 

打ち方の違いや、ミスの傾向は人によって異なります。
ですので、対応方法も一様ではなく自分に合った
クラブや打ち方を選択する必要があります。

 

状況判断とは、
「上手く打ったのに寄らない、方向、距離がズレる」
「ミスせずに打てる技術があるのに結果はミス」
など、もったいないロスを減らすことができる
ものです。

 

逆に言えば、どんなに状況判断が良くても
そもそも「打てる技術」が不足している場合は、
ミスを防ぐのにも限度があります。

 

安定して、スコアを良くするには、
判断と技術の両方が求められるという事です。

 

しかしながら、技術を向上するのは時間が
かかりますが、判断は覚えるだけなので
誰でも即できる“可能性”があります。

 

そして、判断さえよければ、何とかなる
という事も多々あるのです。

 

上達の速度が遅い人は、何度も同じミスを繰り返します。

 

反対に、上達する人は、ミスを繰り返さないように
努めています。

 

良い判断は、悪い結果を無くすか軽減してくれます。
1度ミスした状況は、次の機会には”必ず”少しでもいいので
克服するように努めましょう。

 

そのためには、プレー後に練習することです。

 

上達が遅い人は、
プレー終了→即シャワー

 

上手くなりたければ、
プレー終了→即練習

 

です(^^;

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

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