練習場に行けない時の練習方法
今回の記事は、
「練習には行きたいけれど時間が無い」
そんな場合にどうしたら良いのか?
についてです。
前提としては、時間が0(ゼロ)の場合ではなく
5分~10分でも使える時間がある場合とします。
そもそも、それすらない場合は、ゴルフの上達は
難しくなります(不可能ではありませんが)
最も良い練習ができるのは、あなたももちろん
ご存知でしょうが、パターマットでのパター練習です
できる事としては、
・安定したスイングの確立
・狙った方向へ打ち出す精度の向上
・メンタル強化
・リズム、テンポ等の確認、調整
等です。
普段からこれらの練習に取り組んで
スイングが安定してくれば、実際のグリーンに
行った時に、ロングパットの距離調節も
安定してできるようになります。
それぞれの練習をどうやるかは、
ご自身で調べてくださいね^^
パッティングマスタープログラムを
ご購入いただいた方は、全てそちらで確認できます。
状況によっては、小さなネット等に向けて
アプローチ練習ができる場合もあります。
主にチッピングの練習になると思いますが、
その場合も、チェックするのは基本的には
パターと同じです。
さて、家練をしない方は、
家の中ではクラブが振れない、
ボールを打てない、だから、
スイングの練習はできない、
と思っていらっしゃいます。
でもクラブを振らない練習もあるのです。
例えば、ピボット(回転運動)の練習です。
壁に頭をつけて回転の練習をすれば、
・左右に大きく動けない
・つま先側に重心や体が動くと壁に当たる
・前傾角度の維持
こういった事が確認、体感できます。
お尻を壁につけて回転の練習をすれば、
・バックスイングで起き(伸び)上がる
・腰が正しく回転して右のお尻で壁を押す
・切り返しでの左足への踏み込み
・ダウンでの前傾維持
・フィニッシュでのバランス維持
こういった事が確認、体感できます。
他にも色々練習方法はありますが、
室内でのこの様な練習の目的は、
「正しい動きを体感し、それを毎日繰り返し
やり続けて、良い癖をつけて、ボールを打つ
時に、自然にできるようにする」ことです。
「クラブを振りたい」
そんな方におススメなのは、
”ショートクラブ” です。
これはシャフトが極端に短くなっている
家の中で振れる練習用クラブです。
グリップが変わっているモノが付いて
いたり、クラブヘッドが無いタイプも
ありますが、
キチンとグリップもクラブヘッドも
ついていて、単にシャフトが短くなっている
モノ(できれば重量もあるもの)がおススメです。
これと、全身が映る鏡があれば最高です。
このショートクラブでの練習の基本は、
自分にとっての”正しい型“のチェックです。
この練習をやる場合には、以下が必要になります。
1、自分のスイングの問題の把握
(どんなインパクトをしていてスコアを落とす
ミスが出るのか?)
2、インパクトの問題を引き起こす
「原因」となっている動きの把握
3、どう対処することで、その原因と
なっている動きが改善し、結果として
「目指す理想のインパクト」になれるのか?
これらが無いと、やみくもにやるだけで
やらないよりはマシですが、効果が薄くなります。
私の生徒さんで、コロナ禍の時に、自宅練習を
週に2~3回くらいやり、それを撮影して私が
チェックするという事を繰り返したら、
数か月ぶりのプレーで、ほぼベストを
更新できたという方がいらっしゃいます。
何事も、やり方次第では、良い効果が出せる
という事ですね。
室内練習がやりづらいのは、
効果がその場で感じられないからです。
やっていても何の変化も感じられませんから、
「意味あるのかな!?」となりますし、
打球練習と比べたら、楽しくないですからね。。
だから、だんだんサボる、、、という風になりがちです。
学生時代にスポーツ等に取り組んで、自宅でも
素振りなどの練習をしたことがある方は、
その効果を身をもって知っていますから、
ゴルフでも是非取り入れてください。
上手くなるためには、練習が必須ですが、
しかし間違った練習をすると、かえって逆効果に
なってしまうのが、ゴルフの難しい点です。
やってもダメ、やらなくてもダメ
そんな事があるのもゴルフだけでしょうか!?
しかし何もしないのは、最もダメですので、
なんでもいいから行動に移して、改善していくこと
何事においても、これでしょうか^^
最後までご覧いただきありがとうございました
本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida