コース戦略

今回は、タイトルに戦略と書きましたが、
戦略のコツではなく、ゴルフコースについて
考えてみましょうという内容です。

 

ゴルフコースは、広大な敷地に作られていて、
その広さは約100万㎡、
東京ドーム約21個分に相当します。
ちなみに千葉マリンスタジアムだと、
65個分位のようで、この3倍の違いは!?
となりましたが、それは追及せずに^^
(*日本のゴルフ場の平均の広さです)

 

世界一広い敷地のゴルフ場はと言うと、
中国の広東省深圳(しんせん)にある
ミッションヒルズ
12人の世界のトッププレーヤーがデザインに参加した
世界最大の12コース・216ホールを有していて、
その総面積は驚愕の495万3829㎡

東京ドーム約105個分です!!!
これ、コース数が10倍以上なのに、
広さは5倍って!?となりましたが、
クラブハウスや駐車場その他の敷地も
含めての100万㎡なので、「なるほど」
となりました。
(ちなみに、レッドベターデザインのコースもあります^^)

 

とても広大な敷地に作られているゴルフ場ですが、
普段プレーする際は、ボールを打つことに
一生懸命で、あまり景観を見たり、地形や
コースのデザイン等を、気に留めている余裕が
ない事も多いですよね・・

 

そもそも上手く打てないとコースのデザインが
どうのこうのと、言ってられないですしね(笑)

 

ゴルフコースは、設計する人がいて様々な
要素を考慮して、作られています。

 

日本で有名なコース設計家と言えば
一番に思いつくのが井上誠一さんです。
彼の作った名コースなど、彼に関して
面白いものを見つけたので下記を
ご覧になってみてください。

井上誠一研究


私が好きなコースは、ジャック・ニクラウスのもの。

1940年アメリカのオハイオ州に生まれた
彼(Jack Nicklaus)は、10才の頃からゴルフを始め、
他にもテニスや野球、バスケットボールなどでも
活躍したスポーツ万能なゴルファーでした。

メジャー最多の18勝をあげて
(世界4大大会のマスターズ、全米オープン、
全英オープン、全米プロ)、
日本では「帝王」と呼ばれ史上最高のゴルファーと
称されています。

 

ニクラスの才能は多岐に渡り、ゴルフ場設計士としても
多くの名コースを設計しています。
彼は
「私のコース設計理念は3つ。
第一はパワーより正確さを競うべき。
第二は筋肉より頭脳を使うべき。
三つ目は自然を可能な限り損なわないこと。」
と言っています。
彼のデザインしたコースは、
自然を生かしたレイアウトで戦略性が高く、
14本のクラブを駆使するプレーが要求されます。

私の印象では、パワーも求められている
ような気がするのですが・・
300y近く飛ばすと関係ないのでしょう、、

 

そんな彼が設計したコースを紹介している
のが、こちら↓
https://www.golflab.jp/golf-course-designer/jack-nicklaus/

 

コース設計において、何が正しくて、何が
良くない事なのか?は私には断言できませんが、
”個人的には”

「良いショットをしたら問題が起きず
ミスをしたらペナルティを払う」

となっていると良いかなと思います。

 

フェアウェーの真ん中や、グリーン脇に木が
あったり、コースサイドの木が大きくせり出していて、
狙う方向が極端に狭くなってしまっている、
あるいは、ハザードのすぐ近くに別の障害があり
2重苦になっている等のものを目にしますが、

 

いつも「どうなんだろう!?」と感じてしまいます。
完璧に打てない自分が悪いのでしょうが(笑)

 

一般的には、距離が長い場合は、左右の許容度が
大きくなり、距離が短いほど正確性を要求される
傾向にあります。

 

距離の短いPAR4は、狭くなっていてハザードがある
とか
距離の長いPAR4は、フェアウェーが広い
とか
距離の長いPAR3は、グリーンの横幅が大きい
とか
距離の短いPAR3は、縦も横も精度が求められる
等です。これは、あくまで私が感じることで、
正確な理論は私には分かりません。

 

プロのトーナメントでも、あまりにも
「フェア」ではないと、選手から不満等
色々出ている時がありますが、世界の
トッププロでも思い通りにできないのが
ゴルフ。

 

私の印象では、日本のコースは、
ここに打ってはいけない」というプレッシャーが
海外のコースと比較すると少ない気がします。

 

フェアウェーがかなり広くても、どちらかが
全て池や海だと、プレッシャーを感じて、
反対の方へ大きく外してしまうミスが出ます。

 

そして、その池や海の反対側へも、
もし大きくミスするとバンカーやOBが合ったり・・
となっていて(^^;
こういうホールでこそ「実力」が試されるのですが、
なかなか日本ではお目にかかれませんが、
メンバーとなって何度もプレーするコースならば、
こう言ったチャレンジングなホールも
それなりに欲しいですね。

 

 

あなたが好きなコースは、どこですか?

 

あまりにも難しすぎると「悪い印象」しか
残りません(^^;

 

プレーに夢中になっていると、
プレー後に「何番ホール」と言われても
「あれ!?どんなホールだったっけ!?」
となって思い出せないことがあります。

 

コースのデザインや景観、景色、その他
自然の様子などは、スコアにはあまり
関係ないと言えば、ないですから、
覚えておこうと思わないと忘れてしまいます。

 

あまりミスせずに良いスコアが出せる時は、
ハザード等気にならないで終わるし、
反対の時は、「難しいな・・」という印象が
残ります。

 

ほとんどの人にとっては、スコアが
第一の関心事なので、それにより
その日の印象が決まりますが、

たまには、スコアを無視して、
ゴルフ場や、ゴルフそのものを楽しむ
心の余裕も持ちたいものですね。

 

スコアも良くて、プレーに余裕があり
景色やコースデザイン、天候、
同伴者との時間も楽しむ
常にそんな風に過ごせると最高です^^

 

いつかは行ってみたい世界のコース
あなたは、どこに行ってみたいですか?

日本のトップ10もどうぞ^^

最後までご覧いただき有難うございました。

 

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

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