vol.296ミスを無くす方法
ミスを無くす方法
この答えの1つは、練習の時から
“ほぼ完全に”ミスしないで打てる
ようになることを”心がける”ことです。
先日のラウンドレッスンの時の生徒さん
ドライバーをナイスショットして、
フェアウェーのど真ん中から、
ショートアイアンで大ダフリして
「がっくり・・」という場面がありました。
なぜこんなミスをしてしまうのだろう!?
とご自分に憤慨されてました(^^;
痛いほどその気持ちは理解できますね。。
ミスショットを無くすには、ミスの出る
原因を取り除くことですね?
ミスの原因は、いくつもありますが
・力み
・メンタル
・スイングの問題
・状況判断の悪さ
これらが代表的な原因でしょう。
ですからミスを無くすには、これらへの
対処を覚えて、1度しか打てないコースで
実践できるようになることです。
ゴルフには様々な状況がありますが、
フェアウェーど真ん中から、何も特別な
プレッシャーがないホールでのミスでしたから
この時のミスは、「スイングの問題」に
要因があっただろうと考えられます。
自分の打つ全ての種類のミスショットは、
必ず練習で出ています。
練習場で10球打って、1球でもミスしたら
それがコースでは出てしまいます。
そこがゴルフの厳しいところです。
ですが、それを受け入れて練習をしない限りは、
練習ではいいけど、、、となってしまいます。
さてこの方、レッスンの時に、一緒に受講されている
方よりもボール消費がとても早かったのです。
もうお1人が、まだ籠のボールの1/3くらいしか
打っていないのに、すでにほぼ無くなってしまって
いるような感じでした。
3倍の速さで打ってるわけですが、こういった
練習をされている方多いですね(^^;
打ち放題だからと、たくさん打つとか・・
こう言う方法だと、たいていは1度しか
打てないコースでのミスショットを
減らすことは難しいものです。
何度かお伝えしていますが、何球も続けて
打っていれば、うまく打てるショットも出てきます
うまく当たると「よし、これでいいぞ!」
となるわけですが、本当にそれでコースで
うまく打てるならば、最高です。
しかし普通はそうならずに、ミスして、
「おかしいな・・練習ではできたのに」
となるわけです。
これこそがミスを無くせない練習のやり方で
あり、ミスを無くすにはこれとは別の方法で
取り組むことです。
例えば、
1球打ちます。
それから打席を外し、クラブをバッグに入れて
1~2分休みます。再度クラブを取り出し、
打つ前の手順からやり直して1球打ちます。
即打ち直しが出来ないと、感覚でミスを修正するのが
難しくなります。
実際のコースでの状況とは、こういうものですね?
こうやって練習をすると、ミスばかり出てしまう
ことすらあります。それでOKです。
スイングの問題が減っていない、あるいは、
自分のスイングの本質が変わっていない、
そう言った事が肌で感じられるようになるからです。
そして、上手く打てなければ、なんとか
修正しようとしますね?
これこそが、望ましい状態なのです。
ミスを無くすには、ミスが出る状態のスイングだと
いう事を認識しないといけないのです。
スイングとは、簡単には変わりません。
しかし本当の問題を見つけて、修正できれば
見た目の変化が少なくても、ショットは
見違えるように良くなるのです。
あなたがもし初心者じゃなかったら、なかなか
上達しないことを実感しているでしょう。
冷静になってミスを見逃さないことです。
ナイスショットは偶然出ても、ミスショットが
出るのは必然なのです。
これさえやれば、自分の大きなミスが無くせる
そう言ったコツをつかめれば、練習が
とても楽しくなります^^
冷静に練習して、本当の意味で
開眼してください。
閉眼してしまうのは、開眼したのが
気のせいか、忘れてしまうからです(^^;
追伸:
先日練習場で面白い会話を聞きました。
女性2人が練習に来てボールを打っていました。
1人がナイスショットをすると、もう1人が
「ナイス!!いいじゃない今の!!」と。
打った女性は、
「そうねー、良いわよね、今のは^^」
褒めた女性は、
「そうよ、最高じゃない!」
打った女性の一言に苦笑いしました。
その女性の一言は、
「今のが打てれば良いのだけど、、、
滅多に出ないのよ、これが。。
まぐれよね、それって・・」
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
まぐれじゃない
本当のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida