自分のスイングを確立する大切さ

スイングは、十人十色

 

ゴルフスイングには、個性があります。
目指すゴールは誰にとっても同一ですが、
その為の手段であるスイングは、
人それぞれ、色々な違いがあってよいものです。

 

今回の記事は、これについてです。

 

例えば、トップでは
どの程度、肩が回っているのか?
どの程度、腰が回っているのか?
顔がどこを向いているのか?
右ひざは、どうなっているのか?
左ひざは?

 

こういった点には、
柔軟性、筋力、身長・体重などの体形、
ケガや病気の影響、その他身体的特徴等
が影響します。

 

「右ひざは、しっかりと体の回転に抵抗しているべきで
伸ばしてはいけない」と言うのを聞いたことが
ありますね?

 

トッププロでも、
右ひざが微動だにしない人もいれば、
結構伸びている人もいます。

 

左ひざも、ほとんど動かない人から
ヒールアップして、右ひざに近づいている人もいて、
本当に様々です。

 

腕の位置も、
フラットな(低い)人、
アップライトな(高い)人、
オーバースイング気味の人
ジョン・ラームのように超コンパクトな人

 

手首の位置、シャフトの向き
にも個性があります。

 

どれが正解なのか?
「どれも正解であり、どれも正解ではない」
と言うのが正解でしょうか(笑)

 

最も大切な部分は、インパクトです。

この時のクラブの位置や動きに個性は
あまり許されません。
あえて言えば、安定して良いショットが打てる
究極の動きは、1通りです。

 

しかし、全てのプロがそうなっているわけではなく、
みな微妙にズレていますが、限りなく理想に
近い状態では打っています。

 

ほとんどのプロは、そのほんの少しのズレを
・才能
・努力
で補って、素晴らしいショットを打っています。

 

私たちが、スイングを改善し1度しか打てない
コースで安定して良いショットを出すには、
自分のスイングにおいてインパクトを
不安定にしている要素を減らすことです。

 

ズレているインパクトを正しい位置にしようと
修正するのではなく、ズレてしまわざるを得ない
“原因”となっている部分を取り除くことです。

 

その為に、人によっては、
・もっと腰を回す
・左足をヒールアップする
・右ひざを動かさない
・シャフトクロスさせる
・腕を振る
・脇を開ける

など、セオリー通りの動きを目指したり、
それとは逆の動きを努めたりと、その人の
スイングが「どうなっているのか?」という
状況に応じて、対応を変えなくてはならないのです。

 

見た目の位置や型は、それ自体がスイングを乱す
原因となっていなければ、人と異なっていても
全く問題ではありません。

 

特に、
・体が固い
・ケガ、病気や身体的特徴で動きや
位置に制限やズレがある
この様な場合は、一般的に良いとされている位置や
型と大きく異なってもいい場合が多いものです。

 

スイングを向上させるには、
自分の場合は、どうなるべきか?
どの様に動くべきか?

この点を極めることです。

他人は無視しましょう。
自分オリジナルでいいので、しっかりと
その型を極めて、安定したインパクトに
向かうように練習してください。

 

安定して打てれば、
”なんでもあり”なのです(^^)

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

追伸:
念のため記すと、スイングがどうでもいいと
言っているわけではありませんので。
守るべきは守り、基本通りにやらなくては
行けない点も多々ありますので、誤解の無いように。

 

本物のナイスショットと安定したスコアアップのために
A.Ishida

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